Quantcast
Channel: 千葉の鉄道、そして Now & Then
Viewing all articles
Browse latest Browse all 877

489) 旧久留里線キハ30・37・38 水島へ大移動の日

$
0
0

 久しぶりに久留里線関連です。


 昨年の12月1日に引退した久留里線の在来形キハは、その後6両がずっと新津に留置されていました。

 目撃情報や撮影に行ったかたのレポートを拝見しますと、いよいよ昨日7月9日に新津から倉敷に向けて甲種輸送されたようです。私は仕事もあり行けませんでした。


 この新津の6両は、2012年12月11日に故郷 木更津を出発したときは以下のような編成でした。

 ←キハ37 1002-キハ37 1003→+←キハ37 2-キハ38 1003→+キハ30 98+キハ30 100(+DE10 1752)→新小岩方

   キハの前の←は運転席の向きです。


 このように、キハ38の1両は、キハ37の3両とキハ30の2両にはさまれた、すっきりとした編成でしたが、いつの間にか連結順序が変わり、中間の2両(キハ38 1003 とキハ37 2) のみが反対向きに転換されたように見えます。少なくとも、2+2+1+1の編成形はそのままに、キハ38の運転席の向きが、従来はキハ30の方を向いていたはずなのに、反対向きになり、西向き(北陸線内にて)となっているようです。

 さらにキハ37はドア位置で運転席の向きがわかりますが、キハ37 2 も方転されてキハ30 98 の方を向いているようです。

 わざわざ向きを変えているのは、先方(水島臨海鉄道)の要請でしょうか?


 さて、新津を9日の昼過ぎに出発した9450レは、南長岡で20分ほど待機。8560レで日付が10日に変わるころ吹田タ に到着。20分ほど休んだあと9863レで東海道・山陽線を下り、未明には西岡山に到着。この稿を書いている今頃は岡山県の東部を西へむかっているころだろうな。。

 西岡山から水島臨海の倉敷貨タ には明けて10日の昼頃に入線のようです。

 (10日夜に追記;そのまま10日午後にに水島へDE701の牽引で入線した・・とのこと


 今回は、木更津を出発のころ、そして久留里線での現役時代を少々。。


千葉の鉄道 Now & Then-121211 0846-2 配8380レ準備 キハ37 1002・
 2012.12.11 朝、木更津での出発準備のようす。

 このあと、木更津9:20過ぎに 配8380レでまずは新小岩まで配給

 なぜか偶然、今回の新津→倉敷 までの甲種輸送も列車番号が末尾0(新津~南長岡 と南長岡~吹田タ)が多い。


千葉の鉄道 Now & Then-121211 0930-10 配8380レ キハ37 1002・37 1003+37 2・38

 2012.12.11 配8380レ 9:30 巌根~袖ヶ浦

 木更津からの久留里線在来形キハの搬出は4回にわたって行なわれましたが、これはその2回目で、最大両数の6両でした。

 1回目;2012.12.5  キハ38 X3両 郡山へ

 2回目;2012.12.11 キハ30 98・100、キハ37 2・1002・1003、キハ38 1003 新津へ

 3回目;2012.12.19 キハ38 X3両 郡山へ

 4回目;2013.1.16  キハ30 62 いすみ鉄道へ(安房鴨川・大原経由)


 以下は、久留里線で現役のころで

千葉の鉄道 Now & Then-120523 1829-1--- 943D キハ30 98(増)+キハ30 100+

 2012.5.23 18:29 943D

 午後から撮影していてそろそろ帰ろうとしていたところ、夕方のA31増結運用にキハ30 98 が登板。それはわかっていましたが、A31の併結相手となるA15の木更津側にキハ30 100が充当されて出区してきましたので、急遽久留里駅へ向かいました。右側の先頭はキハ38 3です。


千葉の鉄道 Now & Then-120523 1831-4 交換は946D キハ38 2+キハ38 1002

 2012.5.23 18:31 久留里で交換して発車してゆく946D(左)は

キハ38 2+キハ38 1002←上総亀山方 でした。

 テールライトの反射が印象的でした。


千葉の鉄道 Now & Then-120611 1223-1  929D~1229発の934D  キハ30 98

 2012.6.11 12:23 929D→934D のキハ30 98  上総亀山で
 貫通扉のHゴムなど、最もオリジナルに近かったキハ30 98。「架線注意」のステッカーもありません。

 キハ30 98 はこの頃 前位のアタマの隅がすすけていて、遠くからでもすぐ区別がつきました。


千葉の鉄道 Now & Then-120523x) 120611 1222 キハ30 98の車内

 2012.6.11 キハ30 98車内。前位側から木更津方後位を見ます。

 この頃には乗車が目的と思われるような客もちらほら。

千葉の鉄道 Now & Then-121128 1547-7 940D キハ30 62+キハ30 100←

 2012.11.28 15:47 940D 賀恵淵踏切付近で 

 キハ30 62+キハ30 100←上総亀山方


 12月1日の最終日にそなえて、キハ30 の2連が組まれました。

 11月29日夜間から30日朝にかけては、この2連にキハ30 98 がA31で増結され、キハ30のみの3連も実現しました。

 
千葉の鉄道 Now & Then-121128 1606-6 940D キハ30 62+キハ30 100←

 2012.11.28 16:06 940D キハ30 62+キハ30 100←上総亀山方 
 940DはA14運用で、このあと入庫してしまうので、賀恵淵踏切のあと横田の先まで追いかけました。横田での2~3分の交換停車はありがたかったです。


千葉の鉄道 Now & Then-121128 1606-12 940D キハ30 62+キハ30 100←
 同日、940D

 横田と久留里での停車時間を利用してその先までへ ずいぶんと南へ北へと走りましたっけ。


 水島臨海へ行っても、旧久留里線のキハたちはかわいがってもらいたいですね。1両のみのキハ38 は部品取り用でしょうか。


 水島臨海鉄道公式HP 7月10日付け 「キハ30・37・38到着のお知らせ」↓

  http://www.mizurin.co.jp/info_detail/index/14.html

 旧久留里線のキハたちの運行開始は2014年3月末 とのこと。ずいぶん先だなあ!


 2012.12月掲載の関連記事は↓

  http://ameblo.jp/nagisa04/entry-11421845711.html


 キハたちの行き先である水島臨海鉄道のレポート(1989年)は↓

  http://ameblo.jp/nagisa04/entry-10953563221.html





Viewing all articles
Browse latest Browse all 877

Trending Articles