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488) 韋駄天115系 団臨「白い砂」 7月6日運転

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 速い速い!今回の115系団臨「白い砂」  2013.7.6(土)運転


 「関東地方が梅雨明けしたとみられる」と発表のあった7月6日、千葉支社募集の団臨で豊田のスカ色115系6連(M40編成)が「白い砂」のHMを掲げて総武快速線~外房線を走りました。


 私は仕事もあって乗車できませんでしたが、下りは両国(10:15発)→安房鴨川間が2時間20分!

 かつての183系「わかしお」をも射抜く俊足ぶり。


 ダイヤを比べてみました。「ッ」は通過時刻


          2013.7.6運転      S47.7.15改正     S53.10.2改正  

           「白い砂」        「白い砂5号」     「わかしお7号」

          9253M 通電B8       8229M          27M

             ↓             ↓            ↓

東京          --            10:14発        10:00発

錦糸町       10:18発          10:23発        10:08発

船橋         10:33発          10:40発         ↓

千葉        10:49-50④        10:56-57      10:37-39      

蘇我         10:56ッ          11:03ッ         ↓

大網         11:15ッ         11:17-18         ↓

茂原         11:26ッ         11:28-29        11:14-15 

上総一ノ宮     11:34ッ         11:37-38       11:24-25

大原         11:55ッ         11:52-55       11:39ッ

勝浦         12:08ッ         12:11-11       11:54-56

上総興津     12:15-17         12:21-21       12:04ッ

安房鴨川      12:35着③         12:43着        12:26着         

         (長者町4分運停あり)


  (数字の横ずれで見にくいかもしれません。amebloではこれが限界)


 S47.7.15改正は「白い砂」がデビューの改正です。似た時刻の8229Mをピックアップしてみました。下りは1・3・5・・・号ではなくて1・2・3・4・5・・・と9号までありました。「青い海」は同様に、1・2・3・4・5・・・と15号までありました。


 S53.10 の「わかしお7号」については、9往復の「わかしお」の他に、急行「外房」が3往復あり、包括してネットダイヤを組んでいました。八積・御宿・安房天津で上下が交換していた時代、つまり「わかしお」史上最も遅い時代ですが、昨日の快速「白い砂」錦糸町→安房鴨川間2時間17分 のほうが1分だけですが当時の特急より速くなっています。


 S49年頃から外房線の路盤が急激に悪くなってゆき、所定ダイヤを守れずに5~20分くらいの遅れがすっかり日常化。余裕時分を大きくとって、ダイヤ改正ごとに「わかしお」が遅くなっていった暗黒の時代なので、当時のことは割り引いて考えなくてはなりませんが、それにしても今年の「白い砂」のダイヤを引いたスジ屋氏、まことにGood-Jobでした!


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1265

 12:33 9253M 八トタM40 

 クモハ115-318 モハ114-354 サハ115-319 モハ115-348 モハ114-374 クハ115-398←両国方

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1266

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1278
 12:49 9254M 到着後10分で早くも折返し。

 到着した安房鴨川の3番線は、12:50には内房線の159Mが到着するからです。

 1番線には55M~(5268M~)68Mが、2番線には266Mが停車中。


          ◆          ◆          ◆

 では、113’系快速「白い砂」が現役のころの画像を少々。。


千葉の鉄道 Now & Then-730715-78 1716-3 8236M白い砂5号

 S48.7.15 外房線電化後2回目の夏ダイヤが始まりました。

 17:16 8236M「白い砂5号」 安房鴨川15:30→18:32東京


 マリ131(サロ113入りの6M4T 10連)で、この年の夏ダイヤではこのサロ入り10連が外房線へ2編成、内房線へ平日3編成(休日4編成)投入されました。

 外房線の午前下りは「みさき51号」「みさき52号」ですが、午後の上りは「なぎさ51号」とこの「白い砂5号」でした。

運用① 両国7:38 8203Mみさき52号→10:01安房鴨川→アワ④→安房鴨川15:06 8202Mなぎさ51号→17:34両国 


運用② 新宿5:50 8201Mみさき51号 →8:20安房鴨川→(回送で千倉3番線へ)→安房鴨川15:30 8236M→18:32東京→回→東京19:03 8145M青い海12号→21:32館山


 このあと、運用③~⑤(+休日にはもう1運用)で内房線を走り、臨急2往復、快速「青い海」下り1本(+休日にはもう1本)、上り1本(+休日にはもう1本)と上り館山4:40発の普通9124Mをこなしていました。そのほかにもモノクラス11連の快速がたくさんありました。

 

千葉の鉄道 Now & Then-730722-34 1547 8234M白い砂4号#114

 S48.7.22 15:46 茂原 8234M「白い砂4号」 マリ114 モノクラス11連

 安房鴨川14:31→17:08東京

 乗車中の9247Mの車窓からです。

 その9247Mは先頭に郵便荷物車付きで、千葉14:47→17:29安房鴨川 直通で17:36発 9182M→20:56千葉、と一周運行をしていました。


 「白い砂」のヘッドマークは、このように四隅を丸くした逆台形がオリジナル。文字色は「白い砂」部分が黒、「快速」は紺色です。今回のは(2010年のリバイバルも) 似ているけれどもちょっと違うぞ・・と。

 なお、「快速」文字が黒バージョンのも、S47にはあったようです。


千葉の鉄道 Now & Then-760816 1501 1806F白い砂4号113'系11連
 S51.8.16 安房鴨川15:26発の1806F白い砂4号」 マリ104 11連


 S50か51年ごろから総武快速は列番が国電方式となり、Fの記号をいただきました。1806Fですので、定期で始発駅と思われる津田沼を18時台に発車する定期快速を南へ臨時延長した形となっています。(一部変色していてすいません。これ以上の修復は無理でした)


千葉の鉄道 Now & Then-760816 1505 1806F白い砂4号113'系11連
 S51.8.16 1806F「白い砂4号」 マリ104 安房鴨川で
 左にちらりと見えるのは15:13発のわかしお 6034M
 まもなく2番線へ始発の館山行普通 が入ってきます。乗客たちはそれを待っているのでしょうか。今では夏でもこんな混雑が見られることはほぼ無いです。。



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