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809) 「かつうらひなまつり号」絵入り専用マークだった485・189系

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 きょうは桃の節句。

 今年も「かつうらひなまつり号」が週末に運転中。3月5・6日も運転されます。


 最近ではジョイフルトレインの充当が多くなってきて、前面への表示が「臨時」のみだったり、昨年はせっかく大きなTVモニターを前面にど~んと取り付けてある「いろどり(彩)」使用なのに何も表示されていなかったり・・・ですが、かつて、幕張の183・189系や仙台の485系改造車「あかべぇ」使用だったころは専用のヘッドマークが用意されました。


070303-30 1041 9021M セン485系あかべぇ

 2007.3.3 10:41 9021M 特急「かつうらひなまつり」

 仙台の485系「あかべぇ」 先頭6号車はクハ481-1015。安房天津~安房鴨川


070303-35 1505 9024M 特急「かつうらひなまつり

 2007.3.3 15:05  9024M 特急「かつうらひなまつり」

 復路上りを安房鴨川~安房天津で

 クハ481-1016 モハ484-1077 モハ485-1077 モハ484-1032 モハ485-1032 クハ481-1015(6号車)←安房鴨川 


 前面のデザインは会津磐梯山と 小さく「あかべぇ」
070304-3 1503 9024M「かつうらひなまつり」セ  

 翌日、サイドのデザインも撮りたくなりましたが、逆光であまりよくない。

 2007.3.4 15:03 9024M「かつうらひなまつり」

 離れて見ると九州の「みと~か485系」みたいだ。



80223-1 1452アワ着 回9023M~9024M

 2008.2.23 14:52 回9023M~9024M「かつうらひなまつり」号 クハ183-1020(マリC4)

 C4 のクハは、前面飾り帯が銀色に塗られてしまった異端車でした。


 マリC編成は、C2の1本を残して他はこの年に廃車されてしまいました。2008年10月時点の配置表には C2のみしかなく、183・189系の1年以内の廃車が27両計上されています。


080301 1452-1 回9033M~9034M

 2008.3.1 14:52 回9033M~9034M「かつうらひなまつり」 太海~安房鴨川

 翌週のこの日から春臨となり列番が若干変わりました。安房鴨川2番線15:01発から営業開始なのは同じです。

 クハ189-13 (トウ方1号車)、C3。


 前の週のC4とは飾り帯の色が違います。シール式のマークははがしたうえで金曜の夜にまた取り付けたようです。平日はC編成は「中央ライナー」・「青梅ライナー」に使われていましたので、付けっぱなしというわけにはゆかなかったようです。

080301 1452-2 こちら9号ヨリTc9-512

080301 1452-2 こちら9号ヨリTc9-512・MM'16

 2008年のマーク。前年は下部がピンク色になっていましたが2008年はピンクの帯がありません。

080302-12 1504 9034M銀の飾り帯がC4と違って銀


810)「進化する毎日。京葉線」ラッピング ケヨ506

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 京葉線のE233系に 「進化する毎日。京葉線 」 のラッピングがされています。ケヨ506 で見かけましたので追ってみました。


 ラッピング自体は2015.11.2(月)から始まっており、2016.3.31(木)までの予定です。

 さらにこの3月3日で 京葉線の最初の開業(西船橋~千葉みなと間、つまり南船橋~千葉みなと間各駅の開業日)からちょうど30周年ということで、ラッピングされた2編成は「京葉線バースデイトレイン 」 として、車内に沿線の園児たちが描いたぬり絵等を掲出中。こちらは3月17日までとのことです。


160225 0919-1ー 906A 蘇我0919~
 2016.2.25 906A 蘇我 9:19~10:01東京 ケヨ506 クハE233-5006

 全通20周年の時のようなヘッドマークが付かないのは残念。

 
160225 0918-2 906A 蘇我0919~

160225 0918-4 906A

 以下は 海浜幕張14:00終着の1307Yで ケヨ506

 ポスター部分を拡大して撮影。


160225 1401-1 海浜幕張  

 テープカットは千葉みなと。時計は10:02

 07運用の103系10両編成(編成番号は読めず)が千葉みなとの中線から出発。 


 下の写真は西船橋~南船橋のようです。11運用に就くケヨ407編成(下り方3両は非冷房車)

 バックの左隅に高谷支線、右隅に西船橋へ向かう高架が写っているようです。


 当初は日中6連、おもに朝夕が10連で103系ばかりでした。

 Tc M’M Tc+Tc M’M T M’Mc→千葉みなと方 

 まだATS-P が搭載される前で、下り向きのクモハ103は運行表示窓がつぶされていません。


 日中は閑散だったのか、のちに日中は4連になりました。日中の一部4連化は1986(S61)年9月ごろ~1990年3月(東京開業前)までとのこと。

 また分割編成は下り方から6+4連だったのが、6連内のMM’を上り方の編成に移し 下り方から4+6になり、201系へそしてE233系となった今でも4連が下り方となっています。総武快速では基本編成が下り方なので、どうも違和感がつきまといます。

160225 1401-2 海浜幕張

 1988年。テープカットは新木場のようで、103系分割可能編成407編成 #1運用


 103系は新木場-東京開業の1990年3月からは線内は終日10連になりますが、新たに登場した10両貫通編成は300番台の編成番号。4+6両分割可能編成は編成番号400番台でした。

 201系「Bay City Line」マークの201系54編成 はケヨ区内での撮影か。

160225 1401-3

 テープカット中央は5期20年もの長期政権だった沼田知事のようです。懐かしい!

 このあとは堂本知事(2期)→森田健作知事。↓

 https://www.pref.chiba.lg.jp/chiji/chijishitsu/rekidai-ichiran.html


 蘇我駅でのテープカットと、↑の下は新木場~潮見間を東京へ向かう205系メルヘン顔車。

160225 1401-4

 2010年には全線開業20周年のイベントが行われ、ヘッドマークが先頭を飾りました。

160225 1401-5

 海浜幕張空撮と、下は江戸川放水路?


160225 0923-2 885Y トウ

 こちらはラッピング車ではありません。

 885Y トウ8:34~9:23蘇我 F52(4B)+552(6B)←トウ方

 京葉線には女性乗務員が多いですが、それも「進化する・・・」の一環なのか・・と変に納得。

811)S45年夏の中央東線、木更津始発の臨時「アルプス」が走ったのか?

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 当ブログへのせんだってのコメントで、「千葉鉄保田駅改札係」さんからのコメントに大変興味をいだきました。


 まず、木更津発の臨時夜行急行「アルプス」の調査ですが、S45(1970)年の夏臨が掲載された時刻表をここに掲載します。

 1969年か70年に「確かあったはず」という木更津発臨時「アルプス」は1970年ではありませんでした。S44(1969)年夏の時刻表は手元にはありません。もしお持ちのかたがいらっしゃれば見てみてほしいです。


 ↓S45(1970)年6月22日訂補 中央東線下り-P4

   (公社大型時刻表1970年7月号より)


S45(2)0622 訂補 中央本線下り-P4

 新宿発夜行「アルプス」、定期・季節・臨時をあわせると、22:30、23:00発、以降15分間隔で発車。

 この前年夏に木更津発があったとすれば、新宿発23:00発8401Mか 23:30発8403Mが臨時に延長されたものかと推測できます。


S45(2)0622 訂補 中央本線下り-P4 (1970

 定期の長野行425レが発車したあとにも、23:59発から1:50発までなんと7本も設定があったとは驚き!! 9月12日の夜にタイムワープしてみたいです。

 8135レ臨快「八ヶ岳高原号」野辺山行きは小淵沢からはC56牽引だったと思います。


 8401レ 0:40発の「アルプス55号」は結構のちほどまでずっと走ったスジだったと思います。運転日はきわめて限定的でしたが。

          ◆          ◆          ◆

 

 さて、房総線。

 

 ↓ はS43(1968)年3月28日訂補、公社大型1968年4月号から。

 房総西線は千葉~木更津間も非電化です。朝夕には客車列車もあります。

 循環急行「うちうみ」「そとうみ」、定期の定番「「内房」「外房」。

 そして臨時の「きよすみ」「かもめ」「なのはな」「休日房総」「しらはま」「南房」「フラミンゴ」「フラワー」「ちどり」。どれがどの区間か、東線か西線かを覚えるのもたいへんなほど 多くの列車名がひしめいています。「ワ」の文字がところどころに。


S43(1968)0328 訂補 房総東線→西

S43(1968)0328 訂補 房総西線→東

 以降、原稿が長くなったし、千葉の話題なので、次の 812) に続く、とします。







812)1968~1969年ごろの動画・時刻表からいろいろ調査

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 811) の続きです。



  HN「千葉鉄保田駅改札係」さんからのコメント で、千倉電化前の房総西線の動画 を拝見し、1968(S43)~1969年ころのようすを時刻表たよりに思い出すので改めて調べてみました。

 房総線の時刻表。

 ↓ はS43(1968)年3月28日訂補、公社大型1968年4月号から。

 房総西線は千葉~木更津間も非電化です。朝夕には客車列車もあります。

 循環急行「うちうみ」「そとうみ」、定期の定番「「内房」「外房」。

 そして臨時の「きよすみ」「かもめ」「なのはな」「休日房総」「しらはま」「南房」「フラミンゴ」「フラワー」「ちどり」。どれがどの区間か、東線か西線かを覚えるのもたいへんなほど 多くの列車名がひしめいています。「ワ」の文字がところどころに。


S43(1968)0328 訂補 房総東線→西

S43(1968)0328 訂補 房総西線→東

 循環急行は、西線内では「うちうみ」、そのまま東線へ直通して「そとうみ」となります。その逆も。

 両国~千葉間で併結の急行と単独の急行がありますが、併結は各5連X2本で千葉以北が10連、単独急行は6連~9連くらいでした。この時点では西線に向かう編成が下り方です。

 朝の上り、夜の下りに 両国~館山、両国~安房鴨川間にある急行は「内房」2本、「外房」1本ですが呼び名は「ないぼう」「がいぼう」と慣習的に呼んでいたようです(明治生まれの亡き祖父による)


 この時の基本ダイヤで、夏季ダイヤを実施中の1967年8月撮影↓

 循環急行「うちうみ」「そとうみ」があったころは、「外房」等は漢字表記の大きなヘッドマーク。両国で。(再掲ぶんもあります)


670802-1 夏ダイヤ期間中の1201D


670802-3  307D急行「犬吠4号・水郷4


          ◆          ◆          ◆


 ↓は S44(1969)年4月8日訂補 房総西線→東線

  公社大型1969年5月号より。

この年・月は4月25日に新幹線三島開業や伊東線(特急あまぎ誕生)のダイヤ改正が行われた年ですが、それにさきだって4月から営業規定が大幅に変わった改正でした。つまり、従来の1・2等級制から1等車はグリーン車に、1等寝台はA寝台へと変わったものです。


 記号の修正が間に合わなかったのか、注記で 「本文(33頁から314頁)の記号は従来の1・2等級制のものを使用しています。次号から記号は新しくなります」の記載と、新しい記号の説明が載っています。


 木更津電化は1968年7月13日に成ったばかりですから、そのときの改正(ヨンサンナナ)で、このまま1年間で千倉電化を迎えます。この訂補版は千倉電化直前のものです。

 「うちうみ」「そとうみ」「内房」「外房」は消え、循環急行と西線、東線急行が名称としては1本化され、それぞれ「うち房」、「そと房」となりました。

 千葉や津田沼から木更津へは千ツヌの101系と72系だったと思います。113系・165系はまだ誕生前。

 千葉発4:10の131Dは240Dへ循環する運用で、郵便荷物車付きのはず。


 木原線上総中野発直通の千葉行きは有名ですが、たった1年限りの久留里線→房総西線下り方への直通が3本もありびっくり!!木更津のホームは一緒だから

 上総亀山発 6:03 536D→木更津発 7:28 1135D→ 8:54 館山着

 上総亀山発 7:07 538D→木更津発 8:18 1137D→10:30安房鴨川着

 上総亀山発20:06 558D→木更津発21:20 1157D→23:17安房鴨川着

 ホーム配置の都合なのでしょう、館山方→上総亀山行きはありません。


 今では安房鴨川駅→亀山藤林大橋 間はバス(カピーナ号)で上りでたったの23分\820 ですが、ぐるっと一周して3時間11~23分もかかってまわってゆきました。当時は鴨川有料道路はありません。

 全区間乗車する客はいないでしょう。 


S44(1969)0408 訂補 房総西線→東線

 コメントをくれた HN「千葉鉄保田駅改札係」さんのお父さんが撮影した8ミリ動画はこのときのダイヤでのものですね。保田に17:05に到着する109D「うち房7号」→212D「そと房9号」と思われる動画が写っており、手前には交換する上りC58牽引の貨物も写っています。

 222レ勝浦3:58発→6:57両国着、は かつぎ屋のおばあさん御用達の行商列車です。そういえば、2016年3月改正まで脈々と勝浦を異常に早く(4:25発)出発する、行商列車の血を引く220Mがありましたが、とうとう30分遅くなってしまいます。



 ↓ 木更津電化が成っても、館山行きの121レ・123レは残っています。

 この次のページには125レ(両国17:19発→20:58館山着)もあります。


S44(1969)0408 訂補 房総西線→東線 (1969年  

 

 総武本線は客車列車が多く、321レから始まって333レまでの7本、さらに千葉発佐倉行きの1000番台区間客車列車もありました。

 御茶ノ水発千葉行きの気動車快速が20:07発、20:36発の2本あります。上り新宿行き「そと房」・「犬吠」の、千葉気動車区への引き上げ編成を御茶ノ水から営業としたもので、ホームライナーの元祖 といえる列車です。

          ◆          ◆          ◆

↓ このS44.4.8訂補の逆方向(東線→西線)は以下のとおり。

 下に掲載されている久留里線。

 536D、538Dはそれぞれ館山行き、安房鴨川行きなのがわかります。

 このS44年7月には千倉電化完成。1年でこのユニークな直通キハは消えてしまいました。

 だがしかし!もし21世紀の今の、さらに20~30年後に合理化が深度化して、たとえば君津以南の電化設備撤去・・なんてことになったら、こんな気動車列車(orアキュームの後継車)がこの経路で走ったりして・・・。


S44(1969)0408 訂補 房総東線→西線

S44(1969)0408 訂補 房総東線→西線 (1969

 ↑ 8110レ「うち房51号」千倉15:24発→18:29両国着、GWの5日間運転、なんてのもあります。


 新宿発14:47の209D「そと房7号」、千葉まで「うち房7号」を併結ですが、千葉発の時刻が「うち房7号」が5分あとなので、この改正ダイヤで「そと房7号」が下り方へと変わりました。新宿~千葉間の列車番号は、下り方のものを使用するのが原則でした。


 上りの連結する場面では後から千葉に到着するほうの列車番号を使用しました。「そと房7号」「うち房7号」がぐるっと一周してきてそれぞれは上り「うち房9号」「そと房9号」になりまた千葉で同じ相手と併結しますが、「そと房9号」のほうが4分後に着くので、千葉からは10連の212D となります。

 これでは各5連までしか組めなく、夏季には輸送力不足になりますので、夏季ダイヤでは増結したうえで併結を解消し、新宿~千葉間2~3分の続行ダイヤとなります。しかし両国~新宿間に続行のスジを押し込めないことも多く、そういう場合は片方の列車は夏季ダイヤ中は両国始発(上りは両国終着)となりました。


 HN「千葉鉄保田駅改札係」さんの動画には、(夕方の光線と思われるので)「うち房7号」らしい保田駅到着が写っていますが、新宿から千葉まで「そと房7号」の後ろに連結されていたはずなのに、編成中央になっていた前面にもちゃんと大型のほうのヘッドマークが付いています。当時の千葉局すばらしい!

 ただ、新宿からずっと付いていたとしたら、5・6号車間で「うち房」「そと房」編成は幌でつないでなかった、ということになります。動画で見ると 大型のHMなので、幌が千葉以北もつながっていたとしたら分割の千葉駅で「うち房」HMを取り付けたのかも?

          ◆          ◆          ◆


 ↓ 「そと房」という表記になってからの207D「そと房5号」 キハ26 179。

 1971年4月撮影で、この前々年夏(1969.7.11)には木更津~千倉間電化が開業しています。


710404-12 キハ26179  207D「そと房5号」両国1334


710429-16 両国駅
 両国駅は3番=総武本線・成田・鹿島線方面、4番=房総東線方面

 5番=房総西線方面、と分けられていました。

 165系電車になった「うち房」はいつも緩行線から最も遠いホームで見えずらく、165系電車になったのを緩行線ホームの乗客にPRしたいだろうになあ・・と思っていました。





813)写真展ご来場御礼申しあげます。

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 多くのかたにご来場いただきありがとうございます。

 いよいよ明日3月12日(土)が最終日、午後5時までです。


IMG_1269


IMG_1280

 貴重な資料の展示もさせていただいています。

 提供していただいたかた、ありがとうございました。


IMG_1286

IMG_1291


IMG_1290

 3月6日には房日新聞が取材にみえ、8日(火)の新聞に掲載されました。

 また、8日にお花を贈ってくださったかた、10日に花束を贈っていただいた南房総市和田町の渡辺写真店様もありがとうございました。


Mar11$79


814)「南房総満喫号」初日は185系B6編成で運転

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 PCの通信状況が不安定になったため掲載が遅くなりましたが、「南房総満喫号」という名称に変わった初日(3月12日 土)のようすです。


 大宮や常磐線方面→武蔵野線→京葉線→内房線、とやってくる 2~3月の週末運転の列車。

 もともとは 急行、最後期には快速だった「春さきどり号 」(2001年~2009年)

 →快速「花摘み南房総号 」 (2010年2014年 まで)

 →快速「春の南房総号」(2015年)、 と ころころと名前が変わってゆくこの時期の内房線多客臨、いつまで経っても伝統が築けません。シール式でもいいから専用のマークがあれば・・・。支社間の壁は厚い・・(183系OM101~103の時期だけは伝説になりつつあるかも)

 なお、1999年までのホリデー快速(年によって南房フラワー号とか 内房フラワー号、とか)のころは田町の167系8連が主で 安房鴨川まででしたし、立派な専用ヘッドマーク付きでした。


 今年は初日が3月12日(土)と遅いうえ、運転日も3月12(土)、19(土)、20(日)の3日間のみと、縮小化は否めません。

 3月12日は曇りが予想されていたので、元名カーブ(イン側は晴れると逆光)にしようかと思っていましたが、間に合わなくなりそうだったのと、勝山の直線での河津桜と菜の花のコラボが終わってしまったか ぎりぎり見納めか、の時期。一応行ってみました。


 9043M「新宿さざなみ1号」は、沿線で見たのみで、この日はNB-12。


IMG_1302
 9135M 初日の「南房総満喫号」 9135M

 大宮7:37~8:56蘇我9:04~10:36館山

 B6でした。緑ななめストライプ化が進んできているので、もうこの色はそろそろ見納めかも。

 クハ185-312 MM’-223 MM’-224 クハ185-212→館山方

 やはり桜(左下の茶のトタン屋根のすぐ向う)はもう葉桜に。2週間ほど前には、向うを向いた閉塞信号のバックの緑の部分の菜の花畑が黄色でしたが・・・。

 その右側の菜の花を無理に取り入れようとして、ちょっと不安定な構図になってしまいました。


IMG_1307

 終わりかけの菜の花を右側に取り入れて。

 10:39 149M 木更津で4連を切り離してきたC405 

IMG_1308  

 10:43 162M 館山10:24→12:12千葉

 こんな時間に10連で空気輸送!っていつも思う。

 6連+C442←館山方




 

815)さよなら「カシオペア」下り3月19日発 上り20日発で終了

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 報道されているように、「カシオペア」の定期運行が今朝、ダイヤ改正の5日前に終了しました。


 ニュースでは「定期での・・・」とコメントしていますが、昨年の「北斗星」ならまだしも、もともと「カシオペア」は 8009レ・8010レ という列車番号の臨時列車。定期列車ではありませんが、ほぼ同じ曜日特定で定期的に運行されていたのでそういう表現になったのでしょう。

 下りは上野発 火・金・日曜、上りは札幌発がその翌日(水・土・月曜)の運転。木曜の午前に尾久へ入庫したあと金曜の午後までが整備・検査にあてられていました。ピーク時など特定の期間でサイクルが変わる時期もありました。


 昨年2015年の改正で 「北斗星」も臨時列車化され、「カシオペア」と同じスジを共有するようになったので、どの運転日に撮影に向かってもどちらかの列車しか撮れなくなりましたが、2015年3月改正前なら「カシオペア」の運行日なら両方の列車を撮影することができました。


140522 0851-9 8010レ カシオペア EF510-510
 2014.5.22 8:51 8010レ カシオペア

 EF510-510+E26系12連 札幌1612発→9:25 上野15番線(土休は14番線着)


140522 0851-11 8010レ


140522 0851-12 8010レ カシオペア


140522 0851-15


140522 0851-13

 おまけで、この時に撮った「北斗星」も。

 超有名撮影地のため、上りでは特に何も無いはずの平日でもここには10人くらいが来ていました。


140522 0904-7 2レ 北斗星 EF510-515
 9:04 2レ 北斗星

 EF510-515+24系25形11連+電源車 札幌1712発→9:38上野13番線着


140522 0904-12 2レ 北斗星 EF510-515+24系25形

 「北斗星」は1レ・6レの個室(Bですが・・)に乗ったことがあるものの、「カシオペア」は今まで乗る機会がありませんでした。JR東では臨時のツアー列車として今後も活用してゆく、とのことのようですので、見る機会はあるでしょう。私が将来仕事をリタイヤするまで残っていてくれるといいな・・・。


880629 11n-2 6レEF81 95 上野

 運転開始3ヶ月目のころの「北斗星」

 1988(S63).6.29 6レ北斗星6号 EF81 95 上野で

 偶然 乗車した日がレインボー機牽引でした。 


 ところで、青函トンネル区間の新幹線電圧化(交流20000V→交流25000V化)が運行停止の理由とされていますが、貨物列車の青函トンネル通過用にJR貨物で複電圧対応のEF800形が製造投入(今後予定は最大でも20両未満?)されていますので、1~2両を借り受けるか新製(JR東と北で折半)する、あるいはJR貨物の計画両数の一部をJR東負担で客車牽引対応に改造(EF800-500番台化??)してリースを受ける等の方法で、なにも有名なドル箱列車が渡道するのをやめてしまうことは無いのに、と思いますが・・・。自社内運行のみをしたいのか?民営化はいいとして、国鉄分割化の悪影響は徐々にまだまだ続くのか・・・。





816) 3月改正で消える勝浦4:25発220M(もと行商列車)

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 マイナーな話題ですが、客車列車時代から脈々と続いていた、勝浦をきわめて早い時刻に発車する千葉行き。現行では勝浦4:25発 千葉5:43着の220Mで、209系6連で運転されています。


 朝一番の上りでは、千葉に近い駅が始発の列車ほど早く千葉に到着するのがふつう。木更津や成田や(あれば)茂原など。しかし、この勝浦発220Mは勝浦始発と遠方なのに、木更津始発の120Mと4分しか違わない5:43に千葉に到着します。成田始発と比較しても14分しかちがわない時刻。

 それもそのはず、この220Mはかつての行商列車の血統を受け継いでいるのです。


 S44(1969)年 222レ  勝浦3:58発→6:07千葉着→6:57両国着 (両国まで客車)

 S46. 7.1 改正 230D 勝浦4:05発→5:51千葉着 (房総東線気動車)

 S48.10.1 改正 222M 勝浦4:19発→5:49千葉着 (一周電化完成 113系or72系)

 S53.10.2 改正 222M 勝浦4:14発→5:50千葉着 (急行外房の時代 113系)

 S61. 3.3 改正 222M 勝浦4:20発→5:48千葉着 (国鉄末期 113系)

 S62.5.26訂補 222M 勝浦4:20発→5:48千葉着 (JR転換 113系)

 H28.3.25まで 220M 勝浦4:25発→5:43千葉着 (現行 209系)


 実際に行商のおばあさんが多く利用していたのは昭和50年代後半か60年代前半くらいまでだったかもしれません。


 かつてJR化成ったばかりのころ、私は成田線の上り一番列車 103系の上野行(下総松崎4:53発)に下総松崎から乗車したことがありました。先頭車に乗って線見しながら・・・と思っていたら、乗車前にホームで、「そのあたりは行商のおばちゃんたちが乗りますよ」と毎日通勤で乗っているらしいサラリーマン氏に声をかけられました。

 かまわず乗ると、あたりは行商のおばあさんたちばかり。通勤者も全くいないことはないのですが、他の団体にまぎれこんだようなちょっとばつの悪い思いで乗っていた思い出があります。上り方2両くらいが割り当てられているようでした。


 もっと前の時代には「行商専用車」というサボをかかげて客車1~2両が貸切のように使用されていた時代もあったようです。これは見たことはありませんが。


 このような車両は総武本線、成田線、京成電鉄にも上り初電あたりを中心に設定されていたようです。


 多くの「かつぎや」のおばあさんたちは、野菜や魚や干物や花や自家製の漬物などをわんさかと風呂敷に詰め、あるいはブリキのかんかんに満載し、またある人はかんかんを3個ほどショイコに背負って、船橋・市川・東葛飾・葛飾など下町方面の個々のおなじみのお客さんの家々をまわってゆきました。車内では物々交換もされていたようで、空いているうちに103系の床に商品を広げて交換しているのを成田線で見ていた記憶があります。当時スナップ写真を撮ろうなどとは考えもしませんでした。

 

 車両はおおむねロングシート車のほうが好まれているようでした。背中の荷が大きいからです。座席に座るときは、先に背中から荷物をしょったまま座席に降ろし、その後に肩のベルトをはずしてサイドに自分がちょこんと座る、という方式でした。昔の客車の狭い通路では座席に到達するまでが大変だっただろうと思われます。


 外房線の勝浦発一番列車は かつて2回利用したことがあります。早く千葉へ出るのに クルマを置く都合で、1回は御宿から、1回は浪花からそれぞれ千葉まで。113系のころですが、いつのときだったか千葉駅では4番線に到着し、接続する総武緩行の101系か103系かが同じホームの反対側3番線で待っていたことがあり、こんな配慮が荷の大きなおばあさんたちにはきわめて親切でした。快速よりも、どこでも降りれる各停のほうが使いやすかったようです。

 のちに、S60年過ぎだったかと思いますが、以前に千葉駅では同じホーム反対側で待っていた総武緩行は(合理化だかで)2番線発車に変わってしまって、階段を思い荷物をしょって上り降りするおばあさんたちが気の毒に思えてならなかった記憶があります。そのころには徐々にかつぎやさん達は減っていったように思います。


 そんな長い歴史のある、勝浦4時台前半に出る一番列車。とうとう大原発にスジをゆずって勝浦~大原間が廃止されます。勝浦発一番は4:55発222Mと30分遅くなり、他駅のふつうの初発列車と変わらない時間帯となります。


 無くなるまで3日となった今日3月23日(水)、勝浦駅へ4:10ごろに行ってみました。suica で入場したものの、改札に駅員は見当たりません。


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 2016.3.23 勝浦駅改札を入ったところの表示。この 4:25を見たかった!

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 2・3番線ホームの時刻表

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 3月23日は220MはC605でした。3/4ドア閉で客待ち中

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 鳥居の部分、穴があいているように錯覚しますが、フツーの階段です

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 乗客は勝浦からは1~2人かな?と思っていたら、発車時には全部で7~8人はいました。意外。が、前寄り1~2両目のみで、それより後ろは無人。

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 4:25 220M、3番線から発車。この時には次発の運転士氏がもう出てきました。


 かつての行商列車、といっても見れば今ではその面影など全くありません。この時刻とバックグランドの歴史を知らない大多数の乗客にとっては・・・。


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 1番線には7:26発 54Mわかしお4号 が前夜からマルヨ。

 東京方←NB-10+NB-04

IMG_1340 (2)  

 側線には224M(5:15発)、232M(5:53発)、2234M~通快2784A(6:08発)、242M(6:52発)が停泊。

 満月をわずかに過ぎた月がこうこうと輝く (今日は旧暦2月15日)

 改正ダイヤのポケット時刻表(上総一ノ宮以南版)が配られていました。勝浦発一番は222Mの4:55発となっています。


Mar23$86


  

 

817)「わかしお」東京00分発 の一角くずれる。他ダイヤ改正もろもろ

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  2016年3月改正の話題で、千葉のマイナーな(マニアックな?)話題をもうひとつ。


 S47(1972)年7月誕生からずっと続いてきた 定期「わかしお」の東京発00分。

 例外といえば、かつての季節・臨時列車のなかに、東京13:40発 があったり、夏季ダイヤ期間内限定でわずかな時刻変更があったり、7:00発の「わかしお1号」のみが7:15発に変更されたり・・・はありますが、ほとんどは00分発を堅持してきました。


 ところが 2016.3.26改正で、夕方~最終までの下りのうち、3本が半端な時刻発車に。

 63Mわかしお13号 東京17:00→18:32勝浦

        改正後 東京17:02→18:27勝浦

 69Mわかしお19号 東京20:00→21:04上総一ノ宮

        改正後 東京20:04→21:06上総一ノ宮

 73Mわかしお23号 東京22:00→23:26勝浦

        改正後 東京22:01→23:26勝浦


 所要時間のわずかな短縮はされています。しかしばらばらな時刻のせいか、最終は1分しかかわらないせいか、「東京での滞在時間がO分長くなります・・・」などと宣伝はしていません。

 京葉線内ダイヤの都合で、まえの各停を追い越せないでのろのろ運転だったぶんを発車を遅らせたり、「わかしお20号」は上りの安房鴨川発普通の接続をとることになって勝浦を4分遅く発車することになる影響で交換駅の変化(浪花→御宿へ)など いろいろな要素がからんでいるようです。


160326改正 外房線-1

 しかし、特急発車時刻にしわよせをもってゆくあたり、特急の威厳がなくなったものです。すっきりせずに気持ちが悪い。

21時発は21:04だったか、と勘違いすると乗り遅れる可能性があります。ご注意を。


          ◆          ◆          ◆


 また、京葉線~武蔵野線の直通列車は、今までは西船橋で列車番号が変わり、東京行は-1、東京発は京葉線内では武蔵野線内+1されていました。(西船橋を通るときに-1する)。これで京葉線内で下り奇数、上り偶数となっていたものでした。

 

 2013年3月改正の前日のようす ↓


130315  1952E 府中本町発 ケヨM11 クハ204-7
 

 2013.3.15(金) 21:48 1952E 府中本町1956発 が東京(京葉)2番線に到着

 行き先表示は折り返しの「快速 府中本町」の表示に変わった状態でホームに入ってきますが、列車番号は「52E」表示のまま。

 ケヨM11 クハ204-7 折返し21:52発2153Eになります。


折返し2152発2153E  クハ205-7 MM'5021
 まもなく 折返し2152発の 2153E に変わりました。

 クハ205-7 MM'5021 T212 T213 MM'5022 クハ204-7(8号車)→府中本町方 ケヨM11

 ちなみに、この日が武蔵野快速(東京~西船橋間快速、以遠各停)の最終日でした。



 今改正で、武蔵野線の列番のまま東京駅までやってきます。下りはその逆で、東京駅から武蔵野線内の列番(偶数番号)で発車します。(例:東京6:02発 は670E)


160323改正  京葉線-2

 東京駅始発の列車で、発車時から偶数番号で発車してゆくのはほぼ初のケースです。

 (小田原方面から直通してくるものは偶数のまま到着~そのまま発車)

 ほぼ、といったのは、上野東京ライン開業時にわずかにできた東京始発大宮方面行きの列車。これが初めて偶数番号で始発の東京駅を出てゆくものでした。これが大前提となる方式をくつがえしたせいか、この方式を今回京葉線~武蔵野線直通に適用したように思えます。


 上野東京ライン・湘南新宿ラインの各直通列車では 東海道にあわせて北行きが偶数となっています。

 なお、湘南新宿ラインの列車番号は開業時からは特徴的でしたが、数年前に変わりました。開業時の付番方法は末尾がすべて0というもので、

 南行は百位が1から始まり Y をつける。

  順に1100Y・1110Y・1120Y・・・(宇都宮線→横須賀線)、

     2100Y・2110Y・2120Y・・・(高崎線→東海道線、特快は3100Y~)、

     4100Y・4110Y・4120Y・・・(宇都宮線→横須賀線、宇都宮線内快速)

 北行きは百位が6から始まりEをつける。

  順に1600E・1610E・1620E・・・(横須賀線→宇都宮線)、

     2600E・2610E・2620E・・・(東海道線→高崎線、特快は3600E~)、

     4600E・4610E・4620E・・・(横須賀線→宇都宮線、宇都宮線内快速)

 ややこしいようですが、覚えてしまえばわかりやすい気がしていましたが。

    

    


 





818)大阪発着の「しなの」終焉 26日ダイヤ改正で

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 この3月ダイヤ改正で消えてしまったものに、大阪~名古屋間の「ワイドビューしなの」があります。

 2009Mワイドビューしなの9号 大阪 8:57→10:58名古屋11:00→13:53長野

 2016Mワイドビューしなの16号 長野14:04→17:01名古屋17:03→19:18大阪

の1往復の大阪~名古屋間が今回とうとう廃止されました。


 特急としての最初の「しなの」はS43.10改正(ヨンサントオ)で名古屋~名古屋間に1往復で登場した181系DC特急でした。

 11D 「しなの」 名古屋 8:40→12:51 長野

 12D 「しなの」 長野 15:10→19:24 名古屋

 需要の大きかった区間ですが、勾配を克服できる大出力の181系の完成を待っての、やっとの登場といえるものでした。

 最初は1往復でしたが、2年半後のS46(1971).4.26改正で大阪~長野間の昼行DC急行「ちくま」を格上げし、さらに「きそ」の1往復も格上げ、計3往復となりました。このときに大阪発着の「しなの」誕生となります。


 貴重な東海道本線を走る(いまや長距離といえる)昼行特急でした。


730324-54 1257発 4013D「しなの2号」 大阪発

 S48(1973).3.24 木曽福島12:57発の4013Dしなの2号 キハ181

 大阪発の「しなの」は、名古屋~木曽福島間ノンストップ!従って、乗務員交代は名古屋の次はここ木曽福島です。運転士が交代したあと、前任の運転士が見送るところです。

 跳ね上げられた蹴込み板にはナンバーが書かれているのですが、この車両、たまたま文字が擦れていて読み取れません。



 S46(1971).4.26改正の時刻表

 キハ181系「しなの」が3往復化されたこの S46年4月改正では、大阪「しなの」は列番が違い2013Dです。名古屋発の時刻も 12:15でしたが、次の改正で名古屋発は11:00 に変更されます。

 上の木曽福島の写真は改正後のもので、その名古屋発11:00というのは2016年3月改正で2009M(ワイドビュー)しなの9号として大阪発が終わるまでずっと続きました。


S460426改正 中央西線時刻表  

 


 ↓S45(1970).7.1訂補、「しなの」誕生時の時刻表


S450701訂補 中央西線時刻表

 181系しなの は1往復で登場していますが、この前のページに記載されています。

  11D 「しなの」 名古屋 8:40→12:51 長野

  12D 「しなの」 長野 15:10→19:24 名古屋

ですが、なぜこのページを掲載したかというと、ここに載っている

 大阪10:00→17:43長野、の1801D「ちくま1号」が大阪発「しなの」の原型といえるものだからで、当時は大阪~長野間はDC急行で 7時間43分でした。次の改正で1801Dが特急「しなの2号」に格上げされてで6時間20分となります。

 最終的には、2016年3月の終焉時には4時間56分にまでスピードアップされました。

 電車化・振り子化はすごいものですね。それでも大阪~名古屋間は新幹線のスピードに慣れてしまって、乗客はそちらに移ってしまったそうです。残念です。


 

 381系オリジナル編成のころ。

800118-49 0852 4049Mしなの9号 1号車クハ381-11

 S55(1980).1.18 4049Mしなの9号 

 381系9連 高槻~山崎

 6M3Tです。サロ381 は神戸方から数えて4両目と東海道での定位置。しかし当時の号車番号付番は塩尻以北で中央東線・信越線と合わせていたので、塩尻スイッチバックにより大阪方が9号車となっており、グリーン車は6号車、という号車番号でした。 

0852 4049M オサ0830~1055ナコ1100~1327モト

 関西の幹線独特の大信号機が懐かしい。もっと拡大したアングルで撮っておけばよかった・・・。

 サントリー山崎工場と天王山がバック。今ではこのあたり、マンションは林立するわ、南方に島本駅ができるわで、すっかり風景が変わってしまいました。


 時は流れて1997年。

 横軽廃止の9月30日を前に、このあたりをうろうろしていました(笑)


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 1997.9.29 長野で

 

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819)桜満開、今年は長持ち気味だが今日散り始め初日

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 近所の、自分で標本木と決めている ソメイヨシノが4~5日前から満満満開!

 昨日・おとといと雨 および曇りだったのが、今日やっと晴れ間が。

 明日7日(木)はまた雨の予報なので、今日が1年で一番花見に好適な日といえそうです。(あくまで南関東の平地、いや自分の標本木基準で)。


 例年よりも長めに続いていた満開状態もこれが最後か?ということで、ちょっと花見がてら撮影してみました。

 できれば いすみ鉄道あたりに撮影に行きたいところですが、なかなか時間がとれない・・・。


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 スイセンもパンジーも・・・。手入れに余念のないOOクラブのかたにも感謝です。

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 自分では、桜は散り始め初日が最も美しいと思っています。

 昨年は散り始め初日が4月2日でしたが、今年は4日ほど遅れています。そのぶん見ごろが長かったようです。小学校の入学式にも間に合いそう。


 

 桜 といえばやっぱりこれ!

 (山陽・九州新幹線の「さくら」はまだ見たことも無い・・・)


920825 23n-1  (3)

 1992. 8. 25 2レさくら

 EF66 44+14系

 なっ、長い!西小坂井~豊橋で


 大垣行き375Mで 4:57に西小坂井に到着。この時間(7:38ごろ)でもこのあたりをうろうろしていました(笑)。

 5:30すぎあたりから、「あさかぜ4号」・「富士」・「はやぶさ」・「みずほ」 と順に上り、「さくら」はしんがり。 


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 飯田線に ED18 2+12系2両+ トロッコ(トラ90000形 2両)+旧客1両 の「トロッコファミリー号」が走った日、本ネタの前についで撮りなのでした。

 このあと、東上~野田城へ移動しました。


820) いすみ鉄道 花紀行(その1)

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 今年の桜もこれで最後か、と誰もが思うこの週末。

 べたではありますが、名のこりの桜を求めて沿線に行ってみました。

 同様に考えるかたは非常に多く、沿線は大賑わい。


  車両よりも、どちらかといえば花に重きをおいたアングルも今回はおりまぜてみよう、などとかんがえつつ・・・。

 

 2016. 4. 9(土)撮影


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 8:33 54Dで キハ20 1303 が上りました。

 桜もいいけど水鏡もねっ ということで。


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IMG_1406 (2)  

 8:45 快速100D

 この前に55Dで いすみ301+352(大原方) が下ったりしたもので、2両の長さは把握しておいたのですが、車長が3mも違い、2両だと6m違う。水鏡の映り具合に腐心していたらわずかに切れた orz・・・


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 田うないを終えた直後の田で、すぐ斜めうしろの田ではこのとき 田うない中。いや、水を入れているので もう代かきまで進んだようです。


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 9:31 101D

 この日の100D通過前の ここの混雑ぶりの画像が9日夕方に「いすみ鉄道社長ブログ」 にアップされていましたが、101D時にはがらがら。4~5人でした。(方向気にするひと そんなに多いんだな)

 まあ、あとでリベンジとしましょう。 

 
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 9:47 56D いすみ352(大原方)+301

 ピントはあくまで一番手前の桜に。

 

 この列車、国吉で101Dと交換で、101D到着の5分後に国吉を発車してくるのですが、5~6分遅れています。国吉で撮影の乗客が多く定刻に発車できなかったのでしょうか。


 16分後にやってきた56Dを撮影していたので 101Dには追いつかないと思ったのですが、だめもとで山田からの山越えルートで久我原あたりを目指したら間にあってしまいました。


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 10:15 101D ピントはあくまで一番手前の菜の花


 以降、821) に続きます。

821) いすみ鉄道 花紀行(その2)

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 820) の続きです。

 4月9日、101Dを追って下りました。


IMG_1474 (2)

 「非食用」(鑑賞用)の菜の花のイメージにぴったりのカタチを見つけたので 右側に配してみました。ピントはこちらです。

 アウトフォーカスにして小さく配してもやはりキハ28の存在感は大きく、それでもこの2本の菜の花、キハ28に負けない印象を残してくれました。


 鴨川付近では(TVにときおりとりあげられますが)12月~1月初旬あたりに食用の菜の花の黄色いじゅうたんが見れます。しかしナバナで1月には出荷されてしまいます。

 すっくと周囲から抜きん出て背の高い、画像にとらえやすいものは最近あまり近くで見たことがないような・・・。そう、かつての165系「なのはな」号のヘッドマークに4本咲いていたこのカタチ。


IMG_1485

 102D 11:07

 時折風が吹き、花吹雪となって右に流れます。


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 停車中↑


 紫煙を噴きだして発車↓


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 103D 


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822) いすみ鉄道 花紀行(その3)

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 821) の続きです。


 沿線は桜・菜の花ばかりでなく、ここでは桃も満開。


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 104D 
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 104D


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 104D


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 105D

 朝はここで水鏡が見られましたが、14時すぎの時点ではさざなみが立ってきていました。


 翌日 「いすみ鉄道社長ブログ」 で知ったのですが、ここの桜並木は二十数年前 沿線のかたや大多喜高校の先生たちで植樹したそうです。もうこんなに大きくなって・・・桜って意外と成長が速いのですね。

 ウチの近所にも数年前に植樹したソメイヨシノが2地区あり、十年後くらいには桜回廊が2箇所で見れそうで、楽しみです。


 この訪問翌日の日曜には、ここの田んぼ脇で 地元のかたによる花見が行われたそうです。

 誘われて飛び入り参加したカメラマンもいたようで、それはラッキーでしたね。

823) いすみ鉄道 花紀行(その4)

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 822) の続きです。


IMG_1614-
 2016.4.9(土)14:08  105D急行3号

 この少し起点方ではもう少し豊富ですが、それでもこのあたり、今年は菜の花の咲き具合がいまいちということで、来年はもっと力を入れるそう。期待したいです。

 手入れに余念のない沿線の方々に感謝です。


IMG_1631

 14:43 105D 追いかけには好適なこの地点も 撮影者多数。

 時間を無駄にさえしなければ、あわてて飛ばさなくても充分間に合うダイヤとなっています。


IMG_1653

 106D 急行4号

 かつてあったという しだれ桜は切られてしまったようですが、今では桃が咲きます。


IMG_1657


IMG_1664


IMG_1667-

 この日はこれにて撤収。

 この翌日はどん曇りの予報です。


824) 小湊・いすみ---コイノボリは たなびかない(4月16日)

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 小湊鉄道にトロッコ列車が運転(営業運転)を開始したのが昨年の11月15日(日)。


 金・土・日曜のみの運転なので、その次の運転日は11月20日(金)でしたが、その営業2日目(平日は2往復なので、その2往復目と思われます) にサイドロッドの一部が破損してしまい 長らく営業休止となりました。


 秋の試運転の開始は、頻繁にウォッチしているかたの書き込みによると、おそらく 2015.11.10(金)。営業開始のたった5日前です。そして営業開始までにおそらく試運転が5日間中4日間くらいはあったはず。沿線で姿が見られたのは都合6日間くらいのみ、ということになります。


 そして春も中盤になって、2016年3月18日(金)からようやく運転再開されました。


 撮りに行こうと思っていた矢先の休止で、出鼻をくじかれた思い(営業サイドはもっとそうでしょう) のまま4ヶ月ほど待ちましたが、再開後になかなか機会を得ることができませんでした。昨日 4月16日になってやっと実現しました。


 季節はコイノボリ。

 沿線に立つコイノボリとの 今ならではのコラボを期待したのですが・・・。


160416 0912-7 501A里山トロッコ1号
 2016.4.16(土) 9:12 501A里山トロッコ1号 

 飯給~月崎で。擬似けむり いやドレンが少し出ています。


 なかなかコイノボリはたなびいてくれません。3~4分に1回くらい流れるのですが、列車が来たときに限ってご覧のありさま。


160416 0912-13 501A DB4
 みなさん楽しそうで、この画像内だけでも3人手を振ってくれています。

 ちょうど振り返せなくてスイマセン。


160416 0912-16 501A
 菜の花がかろうじて残っています。

 テール部のヘッドマークの上には花が。取り付けは花も車両の外側です。


160416 1022-6 101D 急行1号

 いすみ鉄道沿線でもコイノボリが立っているので、502A里山トロッコ2号 を撮ったあとに行ってみました。

 駄菓子菓子 やはりたなびかない!ずっと無風というわけではないのですが・・・。

 101D 急行1号


 この地点、西畑駅のすぐ東側の踏切で、毎年立つ所らしく、撮影者数名。


160416 1023-3 101D
 西畑を発車してゆく101D、踏切が上がったあとの道路付近から。


160416 1059-9

 101Dの折り返し、10:59通過 の102D 西畑~総元

 急行表示が「普通」表示に変わったほかに、ヘッドマークも大型に着せ替えられました。


 しかし肝心のコイノボリは元気がないな・・・

 もっと完全無風なら水鏡が期待できるのですが、中途半波に時折風が吹き、そちらもさざなみ状態。

 なかなかたなびかないので、ここにいたK氏はあきらめて(曇ってきたこともあり) 総元へ移動してしまいました。

825) やっと泳いだコイノボリ、そして桜の状況(16日)

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 824) の続きです。


 しばらく西畑付近で待っていたら、やや風が出てきました。

 これなら列車通過時にコイノボリが泳ぐかもしれない・・・と。


IMG_1771
 2016.4.16(土) 11:56 103D


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 バックのオレンジ色の屋根は西畑小学校(西小)

 風があればコイノボリは泳ぐのですが、逆に無風の朝に来れば きれいな水鏡がここで見られるかもしれません。


IMG_1793
 12:19 104D 急行2号 種別表示は「急行」に戻りました。

 ヘッドマークが大きいものに取替えられたので、正面からねらってみました。


IMG_1800

 バックに見える奥のほうの桜、一週間前に撮ったとき (No.823 の記事参照) はほぼ満開でしたが、もう完全に散っています。
 この後は追わずに、小湊鉄道へ戻ります。


 その前に小湊鉄道月崎駅で見た桜は かろうじて残っていました。↓


160416 0849-3 14A ?+207←  

 2016. 4.16 8:49 14A キハ207(上総中野方)ほか

160416 0850-1 14A  

 月崎の駅前広場には 桜とトロッコ列車めあてと思われる観光客が十数人ほど。

 また天気がいいこともあって、その後にはツーリングのバイクが集結。
 



826) 上総大久保のコイノボリ(4月20日)

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 本日水曜、君津市内で会議があり、少し早出して上総大久保に行ってみました。


 風はあまり無く、上総大久保のコイノボリは泳がない可能性が高いのですが、5月のサツキ晴れを思わせるように天気が良かったので・・・。


IMG_1874 (2)
 2016. 4.20(水) 12:17 19列車 キハ203


IMG_1873 (2)

 画面の左側に上総大久保駅があります。駅のすぐ東側の踏切を渡って左折、100m弱 養老渓谷側へ坂を登れば、このように向こうにコイノボリが。

 サオは3本立っており、西風、あるいは東風がコンスタントに吹く日に来れれば いい方角によく泳ぐと思います。


 今日は穀雨。山なみの新緑がかがやき、バックの旧白鳥小学校の林ではウグイスが時折りさえずっていました。

827) 小湊鉄道の里山トロッコ (4月16日 その3)

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 825) の続きです。


 4月16日(土)の 502A里山トロッコ2号


160416 0952-3 502A  DB4

  DB4 ハフ101 ハテ102 ハテ101 クハ101→五井方


160416 0952-5

160416 0952-11

160416 0952-15
 蒸気ではなく、紫色の排煙が。


 このあと「トロッコ3号」 が下って来るまでの間に、いすみ鉄道では「急行1号」 からの2往復が上総中野に発着します。2時間半も小湊沿線で待つのもなあ・・・なので、いすみへ移動しました。

 (そのあたり、824) 後半~825) に先に掲載しました)

 

 
160416 1256-3
 504A 里山トロッコ4号 上総大久保発車


 客扱いの停車ではありませんが、小駅にも停車してはすぐに発車 を繰り返してゆきます。

 全駅停車のスローな小湊鉄道なので踏切の検知地点が近い。もし通過してゆくとその先の踏切の鳴動時間がその列車だけ短くなり危険なので、各駅ともいったん停車するそうです。

828) 小湊鉄道の里山トロッコ (4月16日 その4)

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 827) の続きです。


 いすみ鉄道で104Dを西畑~総元間で撮ったのが12:18くらい。

 急いで養老渓谷12:34着の503A を見に養老渓谷駅に向かったところ、駅付近は観光客でやや混雑。クルマはちょっと置きずらいなあ・・・とうろうろしている間に503Aが到着してしまいました。時間的に無理だったようです。

 そこで、折り返しの 504A里山トロッコ4号 を上総大久保で待ちうけました。


160416 1254-4 504A  クハ101

160416 1255-1 504A
 五井方先頭(1号車)のクハ101


160416 1255-2
 五井方から2両目(2号車)のハテ101。

 3号車も同形式のハテ102です。


160416 1255-3 504A
 4両目(4号車)のハフ101。

 4両とも2軸客車です。どんな揺れ方、乗り心地なのか興味津々。そのうち乗ろうと思います。


160416 1256-2 504A
 
上総大久保の発車を見送ったあと、里見へ移動。



160416 1309 里見
 
里見に着き、入場券(当然のように \140 の硬券)を買って入場。

 かつての服装に扮した駅員がいます。
 数年前に交換施設が復活した駅で、風化でカドのとれた1番ホーム。


160416 1314-5 17A 五井1229発
 ここで504Aと交換の17A上総中野行き が 今や珍しくなった構内踏切を越えて到着します。

 キハ211+203+206→上総中野方

 


160416 1314-6 17A
 駅員が赤旗で停止位置指示をしています。


160416 1318-1 17A  五井1229~
 上りのトロッコ列車が3番線に到着し乗客が7~8人降りてきました。

 3両に増結されている上総中野行が1番線に停車中。構内踏切をおおげさにふさいでいるので、下車客は駅員に誘導されて 17A列車の後部をまわって駅本屋側に向かいます。


 線路内をおおいばりで歩くとは都会ではありえない体験でしょうが、下り3両編成が里見に発着するときに、交換の上り列車から下車すると体験できます。



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