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478) 富士急車のバラエティ(その2 JR車・元JR車 他)

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 477) に続いて、富士急(6月8日)です。

 寿~三つ峠にて


千葉の鉄道 Now & Then-130608 0914-6 1453M

 富士急⇔JR中央本線(東京駅)との直通運転の普通列車は、早朝の上り2本・夜間の下り2本はE233系ですが、午前に1往復だけ高尾⇔河口湖の直通があり、豊田車両センターの115系M編成3連が使われています。

 9:14 1453M 高尾7:46→9:33河口湖(土休の時刻)

 クハ115-412 モハ114-361 クモハ115-325←高尾方 (トタM12)

千葉の鉄道 Now & Then-130608 0914-11 1453M

 1453M すごい急勾配!

 平坦線では決して聞くことのできないギリギリという足周りのキシミ音とモーター音とともに登ってゆきました。
 この区間三つ峠~寿間は、1駅間で標高差が94mもあります。例えると、115系の4連を天からタテにつるした高さに近いものがあります。DC急行アルプスがあった時代は、過酷な線区だったことでしょう。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1108-8 4542M

 11:08 4542M ・・1453Mの返しです。トタM12

 河口湖10:45→11:42大月11:46→12:22大月

 下りとは違って、こちらは大月で 甲府10:39発の542Mと併結し 高尾行きとなります。したがって列番も542Mに準じた番号。

 寿駅に着いたときは晴れ間があったのに、小雨が降ってきました。山間部で天気が変わりやすいようです。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1118-4 705レ フジサン特

 11:18 705レ フジサン特急5号 大月10:49→11:34河口湖 
 クモロ2202 モロ2102 クロ2002←大月方 (2000系第2編成)

 元パノラマEXPアルプス(PEA、西ミツ車)の、クロが(中央線在線で)新宿向きの編成で、クモロ・クロが165-4 の編成でした。6連を組んだときは1~3号車となりました。PEA化時に方転されています。


 このPEAの-4 の編成は、もと松本→三鷹(1986.11.1転入)の

クモハ165-123 モハ164-846 クハ165-148 で、

元幕張(→三鷹転入はこちらが先)の

クモハ165-127 モハ164-850 クハ165-192 とともに1986年10・11月頃大井工場に改造のため入場し、完成は1987.3.12(-3の編成 元マリ)、同3.19(-4の編成 元モト)でした。

 完成したパノラマEXPアルプスは、国鉄最後の日 1987.3.31に新宿発着で中央東線方面へ運転されました。大混雑の新宿駅でやっと撮れましたが、ほんの記録程度の出来でしかありません。。

 
千葉の鉄道 Now & Then-130608 1716-5 714レ 河口

 17:16 714レ フジサン特急14号  河口湖16:56→17:45大月
 クロ2001 モロ2101 クモロ2201→大月方 (2000系第1編成)

 PEA時代は、クロが松本方を向いた クロ・クモロが165-3 の編成で、6連時には4~6号車となりました。

 PEAになる前の165系湘南色時代、この3両は元は幕張の165系で、もともとは千倉電化(S44.7=1969年7月)の急行「うち房」でデビューした車両。齢44年を数えます。S62(1987)年にPEA化されてからでも26年経ちます。

 もう1本2002Fのクロ2002(元クロ165-4・・・元はクハ165-148)はもっと古い!


 S57.11改正で房総急行が廃止となったあとの、千マリの165系のゆくえ・動きをまとめてみました↓

  http://ameblo.jp/nagisa04/entry-11522873948.html

 興味のあるかたはこの記事の後部をご覧ください。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1342 モハ1001+モハ1101

 13:30頃の河口湖駅

 9レで9:17に河口湖に着いていたリバイバルカラー第2弾の1001+1101(現在、種車の5113+5863を表記)が休んでいます。
 すぐ左側には、リバイバルカラー第1弾の1202+1302(元京王デハ5116+クハ5866)が見えます。長く続いた富士急オリジナル色で、私にはこの色がいまだに最も富士急らしく思えます。この車両は元京王車ですが、そういえば、国鉄115系似の3ドアセミクロスシート車(富士急オリジナル車で富士急色)は、まだ新しいと思っていたのですが、もう無くなっていました。


 右側奥の方には赤X白+青X白 の1201+1301+1206+1306が見えています。

 左の205系京葉線色の電動車は6000系の部品取り用と思われます。ナンバーがテープ貼りで消された状態でMM'1ユニットがとめ置かれています。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1312

 部品取り用といえば、元165系のフジサン特急2000系の部品取り用と思われるクモハ169-27(元八ミツ車) が富士山駅のはずれに置かれています。

千葉の鉄道 Now & Then-130608 1303-3
 下吉田の構内には スハネフ14 20が。「ブルートレインテラス」となっています。

 テールマークは「富士」、★★★の「B寝台」、妻側のサイドの表示は「特急富士 西鹿児島」となっています。

 桜の季節には「さくら」表示に切り替えるのだとか・・


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1442 都留文大前
 その「ブルートレインテラス」の案内ポスター。都留文科大学前にて。

 車内開放時間には注意が必要です。




479) 183・189系「ホリデー快速河口湖」

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 478) の続きです。

 2013.6.8 三つ峠~寿にて


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1004-6 8571Mホリデー快河口湖1

 10:04 8571M ホリデー快速 河口湖1号 新宿8:14→9:34大月9:35→10:23河口湖

 八トタ M50 先頭6号車はクハ189-507、中間車も189系 

千葉の鉄道 Now & Then-130608 1039-8 9473M ホリデー快河口湖3

 10:39 9572M~9472M~9473M ホリデー快速河口湖3号

 小山7:24→大宮8:14→8:58立川9:04→9:58大月9:59→10:58河口湖 

 宮オオ H61(元田町車) 先頭6号車はクハ189-504、中間車は183系1000番台

千葉の鉄道 Now & Then-130608 1619-14 8570M ホリ快河口湖2

 16:19 復路の8570M ホリデー快速河口湖2号

 河口湖16:00→16:48大月16:49→17:59新宿

 クハ189-507 モハ188-44 モハ189-44 モハ188-20 モハ189-20 クハ189-14(1号車)→新宿方  八トタM50

 全189系ですが、大月~松本~長野 とたどると、「あさま」時代の長ナノ189系とはそっくり向きが逆となっています。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1619-19 8570M ホリ快河口湖2

 8570M後追い クハ189-507

 189系は原則、車側のナンバー文字が赤のペイントでしたが、M50編成は全車183系と同じ銀色の切り文字となっています。

 この先には40パーミルの急坂があったような気が・・・

千葉の鉄道 Now & Then-130608 1743-9 9486M ホリ快河口湖6

 17:43 9486M~9487M~9587M ホリデー快速河口湖6号

 河口湖17:24→18:19大月18:20→19:22立川→20:06大宮→20:58小山

 クハ189-504 モハ183-1044 モハ102-1044 モハ183-1047 モハ182-1047 クハ189-8(1号車)→小山方 オオH61(元田町車)


 クハ189の0台・500台、号車番号はM50と揃っていますが、MM'ユニットは183系で しかもM50編成に比べて逆向き(偶数方が新宿向き)となっています。


 なお、「ホリデー快速河口湖4号」は現在はありませんが、かつては3・4号は大宮発着でした。現在の小山発3号は大宮発着3号のころの時刻を大宮時点でほぼ踏襲していて、同じ3号を名乗っていますが、かつての「同 4号」は河口湖を「同 2号」よりも先に発車する大宮行きでした。

 2009年夏臨の例で、9476M~9477Mホリデー快速河口湖4号 は 

 河口湖14:47→大月15:43→立川16:42→17:22大宮

 確かに、これじゃあ富士急ハイランドあたりへ遊びに行って、帰るには明らかに早すぎる時刻ですねえ。2時間40分ほど繰り下がってよかったと思われます。

 

480) 河口湖へ「ホリデー快速河口湖」を見に行く

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 479)関連です。


 お昼時に、河口湖駅に留置中の「ホリデー快速河口湖」編成を見にゆきました。

 「撮ったあと軽く昼食を・・」と思っていましたが、じっくり撮っていて時間が無くなり、昼飯ヌキとなってしまいました。(結果こうなってしまうことは自分には良くあることで、ハイ)


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1322 8571M→8570M

 河口湖の昼。

 大宮のH61(右;ホリデー快速河口湖3・6号 元田町車)と豊田のM50(左;ホリデー快速河口湖1・2号 旧あずさ色)が並びます。
 この並びも6月末の土日までのようで、7月からの夏臨では、新規「ホリデー快速富士山3・4号(6号から改称)」 は幕張の旧あずさ色183系6連(マリ31か32)となります。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1324 向うは9473M→9486M

千葉の鉄道 Now & Then-130608 1323 8571M→8570M

 このヘッドマークも見納めとなります。新たに投入されるマリ車は、同じ旧あずさ色でもこのHMは装備してはいません。

 トタM50のこのマークは、おそらくですが、文字を「富士山」に換えて新調されるでしょう。そうなってほしいものです。
 クハ189-20(1号車)



千葉の鉄道 Now & Then-130608 1334 8571M→8570M
 河口湖駅を出て、富士山駅側へまわってみました。

 「ホリデー快速河口湖」は、中央線~富士山までの最後部となる1両が指定席となりますが、該当は下りは1号車、上りは6号車です。

 サイドの幕は、上りに備えて、もう6号車(富士山方)が指定席の表示となっていました。

 左;クハ189-507、右;モハ188-44(5号車) 



千葉の鉄道 Now & Then-130608 1337-1 クハ189-504(左)とクハ189-507
 富士山駅側の、両車とも6号車

 左;クハ189-504(H61)、右;クハ189-507(M50)

 公道のフェンス越しに撮影


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1340 9473M→9486M
 H61 

クハ189-8 モハ182-1047 モハ183-1047 モハ182-1044 モハ183-1044 クハ189-504(6号車)→富士山駅方


 今年も、7月26日(下り)~8月25日(上り)には、恒例の「ムーンライトながら」(東京⇔大垣)が183・189系10連で運転されますが、どうやら元田町のH101・H102編成には検査切れのMM'ユニットがあるもよう。 

 そのMM'ユニットに、他の183系編成から代替のMM'ユニットを供給し、その編成内の他車が廃車となるもようです。それがこのたびの183・189系の最初の廃車となるもようです。それがどの編成かは?

 また別件ですが、7月6~14日の土日、都合4日間運転される「北総三都満喫号」ですが、JR千葉支社のプレスリリースを最初(発表の初日から2日目)に見たときは185系フル湘南色の画像が掲載されていて、「おおっ!」と思いましたが、いつのまにか通常のブロックパターンの車両の画像に差換えられています。

 1本しかない湘南色編成の4日間の借入れは難しかったようです。↓

 http://www.jrchiba.jp/view/pdf/201307-hokusoumankitu.pdf  


481) 富士急「フジサン特急」 再び

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 フジサン特急については、478) の記事もご参照ください。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1214-4 706レ  クモロ2202

12:14 706 フジサン特急6号 

 河口湖11:55→12:41大月

 先頭はクロ2002 元クハ165-148


千葉の鉄道 Now & Then-130608 0924-2 702レ フジサン特急2

9:24 702 フジサン特急2号

 河口湖9:05→9:55大月

 クモロ2202 モロ2102 クロ2002→大月方

 
千葉の鉄道 Now & Then-130608 1129-3 704レ クロ2001

 11:29 704 フジサン特急4号

  河口湖11:10→11:57大月

 クロ2001(元クハ165-192) モロ2101(元モハ164-850) クモロ2201(元クモハ165-127)→大月方


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1527-6 712レ フジサン特急12

15:27 712 フジサン特急12号

  河口湖15:09→15:55大月

  クモロ2202 モロ2102 クロ2002→大月方


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1721-5 715レ

 17:21 715 大月16:53→17:39河口湖

 クモロ2202(元クモハ165-123) モロ2102(元モハ164-846) クロ2002(元クハ165-148)←大月方


 帰路には「フジサン特急16号」に乗ってみました。

 2・3号車は自由席ですが、どちらにも2席並んでの座席はもう空いてはいませんでした。

(たった)100円の追加料金で1号車パノラマ車に乗車できます、との案内嬢2人がいて、1号車の、しかもパノラマ席へ着席してきました。


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1854-1  (2)

 18:52 大月に着いた同列車(右)クロ2002

 左に留置中は、17:45大月着の「フジサン特急14号」 クモロ2201(元クモハ165-127)で、この編成は元幕張車


千葉の鉄道 Now & Then-130608 1854-2  (2)
 次回は車内の様子などを。。

482) 富士山 世界文化遺産に正式に登録(その2)

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 6月22日(土)、カンボジアのプノンペンで開催されていた世界ユネスコ会議で、富士山の世界遺産への登録が正式に決定されました。自然遺産ではなくて「文化遺産」、そして、なんと勧告されていた「三保の松原を除いて」という意見もくつがえされ、「三保の松原を含んで」ということが正式に決定されました。

 川勝静岡県知事の感動のインタビュー、喜ばしいですね。三保の松原も含めて・・という点にも、ドイツなどを含めて、全会一致とのことです。(なぜこんなにも状況が変化したのだろうか?日本のアピールが功を奏した?)


 旧作も含まれていて恐縮ですが、私のネガポジストックの中から数枚をピックアップして紹介し、記念といたします。


千葉の鉄道 Now & Then-810117-12 忍野八海と富士

 
千葉の鉄道 Now & Then-810117-14 忍野八海と富士

 早朝の忍野八海       S56.1.17   


千葉の鉄道 Now & Then-810117-84 紅葉台からの富士

 紅葉台からの残照   日没直後の静寂なひととき   S56.1.17

千葉の鉄道 Now & Then-811210-68 パノラマ台からの夕陽富士

 日没のパノラマ台から 

 精進湖湖畔への下山は真っ暗になっていたはず   S56.12.10

千葉の鉄道 Now & Then-811211-1 9k 西湖での朝日

 西湖湖畔で宿泊した翌朝の逆光富士        S56.12.11

千葉の鉄道 Now & Then-820121-11 富士の右には 右から赤石岳

 神奈川県からでも南アルプスは見渡せます。

 富士の右側に従えた三峰は、右から赤石岳(標高3120m)・聖岳(3013m)・上河内岳(2803m) 

千葉の鉄道 Now & Then-820121-8 塔ノ岳1491m・

 丹沢山系を下に見下ろす。

 大山からヤビツ山荘へ下山の稜線コースは素晴らしかった。  S57.1.21


千葉の鉄道 Now & Then-810117 13p-1

 凍結した山中湖

千葉の鉄道 Now & Then-810117 19p-1 1100頃 ママの森から

 本当は水面に映る「逆さ富士」を狙っていたのですが・・・

 画角のずっと右手の方向(山中湖西部)ではワカサギ釣りと思われる、氷に穴を開けて釣り糸を垂れる釣り人が見られました。
 


 前の(その1)の記事は↓

http://ameblo.jp/nagisa04/entry-11521700722.html

483) (両国~勝浦間)鉄道開通100周年記念展へ行ってきました

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 ただ今、勝浦市役所にて開催されている

「鉄道開通 (両国~勝浦間)100周年記念展」

へ26日に行ってきました。

 大正2年の6月20日に(当時の)房総線勝浦駅が開業して、今年の6月20日でちょうど100年、という記念らしいです。


 昨年2012年には、内房線・久留里線100周年が大々的にキャンペーンされて、いろいろなイベント、SL C61の記念運行、HM付きの普通電車の長期にわたる運行・スタンプラリー・木更津駅構内での展示、などなど行なわれ関心が広がりましたが、今年の外房側では特に何にも行なわれておらず、すっかり見落としておりました。申し訳ないです。


 勝浦市観光協会主催、勝浦市商工会後援、勝浦駅鉄道OB会・勝浦市写真同好会協力で行なわれている記念展、開催の要綱は

  期間 6月20日(木)~7月4日(木)

  場所 勝浦市役所1Fロビー(正面から入って左手)

       国道128号線勝浦市街地から海側へ入り、丘を上ります。

  時間 (市役所内ですが)土日も含めて8:30~17:00

        ただし最終日は15:00まで


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1068 (2)

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1069 (2)

 貴重な古地図・鳥瞰図などもあります。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1071 (2)

 最も右側の写真は、夏季臨時快速「快速わかしお」

 DD51牽引で千葉~上総興津間を走った客車です。立派なヘッドマーク!!

 勝浦~鵜原にて、下り上総興津行き。


 海水浴中に、守谷海岸の海の上にぷかぷか浮かびながら走行中の上りサイドビューを見たことが昔ありましたが、正面からヘッドマークを付けた姿は初めて見ました。


 現在の「特急わかしお」の名称としての原形でもあります。


 時刻表で調べてみたら、S46年の夏季ダイヤで登場した

 8221レ快速わかしお1号 千葉 8:01→10:00 上総興津

 8222レ   同    1号 上総興津13:38→15:36 千葉

 8223レ   同    2号 千葉 16:03→18:11 勝浦

 8224レ   同    2号 勝浦 19:43→21:26 千葉 

の4本があり、運転日は7月17・18・24~31日、8月1~8、14・15日です。

 展示の写真は8221レと思われます。   


 この前の年S45(1970)年夏季ダイヤでは、臨時客車急行「そと房」という、千葉~勝浦間の客車臨急が2往復ありました。似た時刻で千葉~勝浦間に2往復、上総興津乗り入れはありません。

 下り52・56号、上り51・57号でそれぞれ順に、8203レ・8211レ・8202レ・8214レ。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1070 (2)

 下は、平成13年時点の本物のダイヤ。現行の参考になります。

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1072 (2)

 壁の右上は、S47.7.15の電化初日、八王子発安房鴨川行きの「わかしお1号」

 電化開業・特急誕生記念の1番列車で、ヘッドマークの上に大きな装飾を付けています。勝浦~鵜原で。
 他に蒸機の写真もいろいろ。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1074 (2)

 中央の上部の2枚は、開業前のいすみ鉄道への「いすみ100形」を大原まで搬入輸送するDE10牽引の甲種です。場所が定かではありませんが、上は東浪見~太東のようです。

 当時は千葉~佐倉~成東~永田へと進むルートがまだ健在だったでしょうか。土気~大網間は通らなかったはずなので。


 航空写真は、かつての両国駅付近・旧千葉駅付近です。

 ほかにも貴重な写真が多数。魅入ってしまいます。

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1076 (2)

 4枚中の左上、後部がちょっとわかりにくいですが、とく見ると津田沼電車区から新設の幕張電車区に転属したばかりのクモハユ74+101系8連(総武線カナリヤ色)の普通列車。


 電化後最初のS47年夏ダイヤで登場した、郵便荷物車付きで房総を1周する普通列車は、朝と午後~夜間に内回り・外回りがそれぞれ1周分がありました。ほとんどはそのまま1周ですが、夕方の内回りのみは、急行なぎさ3号(館山~勝浦間普通列車)と時間帯と近かったので、該当の郵便荷物車付き普通が館山止り。館山まで普通列車の先頭に立っていたクモハユ74は単行で安房鴨川まで走行。

 安房鴨川で1時間半くらい待って、18時20分過ぎに安房鴨川始発の外房線千葉行きの後部に連結されて外房を上ってゆきました。

 したがって、この向きでクモハユ74が先頭に立つのは、勝浦発7:50過ぎの上り1本のみでした。


 後部の101系8連は、夏季には普通列車用の113系(1000台地上車)6連が臨時快速(白い砂・青い海)9連に使われてしまうので、それを補うために総武線緩行10連から2両を減車して外房・内房線に投入したものです。外房線としてはS47年のみの措置でした。(S46以前の房総西線には例があります)


 翌S48年には、増備の113’系冷房車が臨時急行ならびにごく一部の「青い海」にG車付きで投入され、113系地上車の臨快への使用(すなわち新宿・両国発着の臨時快速)はなくなりました。したがって、101系の総武緩行からの借入れもS47年夏季までで終わってしまいました。

 なお、101系を8連化したのは、10連のままだと、クモハユ74(一部クモユニ74)と連結したときに11連になってしまい、快速通過駅での乗降に支障が出るためと思われます。



千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1078 (2)


 当時使っていた本物ばかり。貴重な品々。

 タブレット等、特に貴重な品、魂のこもった品は、盗難にあわないように毎日閉展後に持ち帰っているそうです。それがいいでしょうね。
 
千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1079 (2)

 手前左側の路線図形式のサボ。

 初めて見たので江澤さんに聞いてみると、準急時代に使っていたサボとのこと。

 千葉から御宿までノンストップのように見えてしまいますがそういうことはありません。

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1080 (2)

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1082 (2)

 久留里線で昨年2012年まで使っていた 閉塞器主機。

 木更津電信区からお借りしてきたそうで、運搬が大変だったそうです。

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1075 (2)


 実は昨日6月25日に、高校生時代の同級生Eくんから連絡があり、数枚協力を・・・ということで、行かせてもらいました。

 展示会会場では、勝浦市観光協会副会長の江澤さん(勝浦のとらさん、といったほうが通りがいいかも・・・国鉄OBで、勝浦市民宿組合の組合長さんでもあるし、いすみ鉄道の運転士を兼務の多忙なかたです。民宿経営)にも会え、展示物の紹介・解説もしていただきました。まことに楽しく貴重な時間で、ありがとうございました。


 (関連情報)

 「勝浦のとらさん」ブログ↓      

  http://ameblo.jp/kandamaru-torasan/entry-11556249186.html  


 「かつうらしく」 地域おこし協力隊 スタッフ(ぬ)の日記↓

  http://ameblo.jp/staff-nu-nikki/entry-11556742316.html

もごらんください。

 さあ、今度の土日は183系の「リレーわかしお」「リレーさざなみ」撮影も兼ねて、是非勝浦へおこしください。

484) 房総線 勝浦開業100周年によせて

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 この6月20日で両国~勝浦間開業100周年をむかえた勝浦駅


 勝浦市役所で開催されている100周年記念展ですが、今回は手元にある写真のうち、かつての勝浦駅構内のぶんと、電化直前・新線切り替え直後のころの大網周辺を探してみました。


千葉の鉄道 Now & Then-730804-26 1230 勝浦に残るSL時代のターン

 勝浦機関区にあったターンテーブル。

 位置は、勝浦駅ホームの安房鴨川寄り先端に立ったとき、北側左手に機関庫が見えて、そのすぐ北側(ホームから見て 庫の奥の方)だったと思います。S48.8.4撮影

千葉の鉄道 Now & Then-730804-24 1220 キハ16 64 勝浦

 電化後2年目の夏季ダイヤ期間中。

 職員のかたにお願いしたら機関区を見学させていただけました。腕章を借りたような気が・・・

 高校1年と中学3年の少年2名組です。


 電車は配置はされてはおらず留置のみでしたが、当時の木原線用にキハ17系が配置されていました。

 ピットにちょっと降りて見上げるは整備中のキハ16 64。

 ピットは思ったほどには深くはなかった記憶があります。

千葉の鉄道 Now & Then-730804-25 1225 8227M 白い砂4号 マリ#114

 同じS48.8.4 機関庫の中から下りの「白い砂4号」マリ114編成 を見送ります。

 8227M 東京10:14→12:17勝浦12:25→12:59安房鴨川
 当時の総武快速線の113’系モノクラス11連(11号車方から7+4連)は、全車がまだ冷房準備車でした。

 

 このグループの新製増備車として、このS48年5~6月ごろには、113’系初の新製冷房車6連が4本(MM'の車両番号で1112~1119の4本)登場していましたが、とりあえず外房線の各停に夏前に代走のようにして運用に入ったあと、夏季ダイヤのときには臨時の「なぎさ」「みさき」とごく一部の「青い海」に投入されました。

 6連を3+3に分けて他の6連と組みあわせ、やはり新製のサロ113を4号車に組み込み、臨時に10連を組んだものです。


千葉の鉄道 Now & Then-730722-41 1657 カウ 左より206Mな3号

 S48.7.22 16:57 ゆっくり勝浦へ到着する206M「なぎさ3号」新宿行き

 右は8240M「白い砂7号」
 その右は、勝浦始発の9258Mと9260Mの72系6連が2本


 4周ずつあった循環急行は館山~勝浦間が各停でしたので、その時間帯の普通列車はどれもが勝浦以北・館山以北のみの運転となっていました。鴨川方から勝浦まで165系の普通に乗って来たあとに、急行になってしまう165系を降りて勝浦で始発の72系に乗り換えたときのアコモの落差といったら・・・

 鴨川~御宿間、鴨川~那古船形間を通学していた友人たちがいましたが、めんどうだっただろうな・・


千葉の鉄道 Now & Then-730101 1435頃 勝浦機関区 木原線用キハ17

 S48.1.1 14:35頃の勝浦 

 木原線用のキハ17系は、大原までの送り込み回送が定期で存在し、たしか日中に3往復ほど勝浦~大原間を行き来していました。浪花や勝浦でよく回送に出会いました。

千葉の鉄道 Now & Then-720604 0638 初めて永田~大網~土気の複線新線

 時はさかのぼって昭和47年の電化前。

 S47.5.27から大網駅は、スイッチバックを解消するために 新しい位置に移転しました。

 私はS47.6.18に房総東線普通DCで千葉へ向かうときに初めて新線に乗りました。

 早起きして安房鴨川発4:50の上り1番234Dに乗車していました。

 通いなれた、旧大網駅へ向かう直線から分かれて、ぐんぐんと気動車は築堤を登ります。ちょっと感激しました。

 旧線が名残惜しそうに徐々に離れてゆきます。


千葉の鉄道 Now & Then-大網駅が移転した「お知らせ」のポスター

 大網駅移転のおしらせ」駅貼りポスター
 
千葉の鉄道 Now & Then-720604 0647 大網を出た新線は右へカーブ
 旧線時代、大網~土気間は、乗車するときはだいたい運転席直後から前方を眺めていました。

 それゆえか、線形や周辺風景はほとんど頭の中に描けるくらいになってしまいました。

 通いなれた旧線の大築堤を初めて外側から左手に眺めます。右が千葉方。乗車中の新線の上りDCは鉄橋付近を進行中かな?

 旧線はこのあと、直線の深い切り割りの中を進み、右カーブすると新線とほぼ同じ地点へ出ます。新線のトンネル北側出口付近です。ややすると土気へ到着。

 旧線の土気駅は、北側に駅本屋をもつ相対式ホームで、3番線までありました。





485) リレーわかしお・さざなみ 日曜(6月30日)分

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 前日6月29日(土)に引き続き、183系OM-103編成で運転された表題の列車(この日は千612)を内房線を中心に追ってみました。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1225 (2
 14:24 9138M

 勝浦13:27 9237M~14:14安房鴨川14:15 9138M~16:33木更津(→幕張へ寄らずに蘇我から東大宮へ回)
 6号車(先頭)・5号車とも、なんとほとんど乗客の姿が無い!4号車以降にちらほらという程度

 土曜は「快速マリンブルーくじらなみ」幕を掲出していた当地点ですが、今日は所定の「団体」幕。 

 撮影者多数。立錐の余地もないくらいになりました。

 なんとすぐ隣りには「特急すいごう」さん。久留里線(浦田)以来久しぶりにお会いできました。多忙な中お疲れ様でした。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1246

 16:05 9138M

 もう少し雲っていたのですが、通過時は陽が当たり始めました。

 左岸では撮影者3人のみ。右岸には10~15人程度。

 足元が狭く、脚立を川にドボンしました!(なんとか救済)


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_9444

 光線が良いので別カメラにて。 


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_9444 (3
 1号車クハ183-1527 にとっては里帰りのようなこの列車。

 房総特急が8連化された後の2001年ごろ、このクハ183-1527 はマリ7編成の8号車でした。その前のサロ入り9連時代はマリ12 (JR発足時)。

 「とき」での活躍は約7~8年だったと思いますので、ATC化改造で -1527になってから定期特急撤退まで過ごした幕張車両センターの時代のほうがずっと長い。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_9445 (2

 今日は復路のみなので、この記事のタイトル、正式には「リレーさざなみ」のみですね。

PR: ポストGoogleリーダー7選 引越は6月中に

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Googleリーダー7月1日終了前に、登録済みフィードの簡単インポートをご紹介!

486) リレーわかしお 土曜(6月29日)分

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 2013.6.29(土)の千611 「リレーわかしお」です。


 先週6月22・23日に運転された「リレーしおさい」「リレーあやめ」(佐倉→佐原→銚子、銚子→佐原→佐倉)は OM-102編成のようでしたが、「同わかしお」・「同さざなみ」には OM-103編成でした。拍手喝采!


千葉の鉄道 Now & Then-130629 1205-8 9135M~9236Mリレーわかしお 千611

 2013.6.29 12:05 千611 OM-103 クハ183-1527

 幕張8:20 回9133M→9:30木更津9:43 9135M→10:42館山11:17→12:01安房鴨川12:02 9236M→12:50勝浦

 特製ヘッドマークはステッカー貼りの方式

 ここはざっと15人くらいか。もっと多いかと思っていました。 


千葉の鉄道 Now & Then-130629 1205-12 9135M~9236Mリレーわかしお

 「リレーしおさい」「リレーあやめ」の運転では、編成の上り方には特製ステッカーが無かった・・とのことでしたので、今回も確認してみよう、と後うち。

 やはり同様で、さては長時間停車の駅で幕回しのプレゼンテーションをしているのだなと。


 先週の「リレーしおさい」「リレーあやめ」のときも幕回しプレゼンがあった、とのことでしたので、今回もおそらく編成の上り方クハを使って実施するのでしょう。たぶん木更津・館山(下り25分停車 上り36分停車)・勝浦(折返しで37分停車)あたりかと。


 ところで、勝浦行きの9236M、安房天津で14分停車し12:21発車です。

 おや?12:21直前に交換の下りなんて無いのになぜ?この時間の安房天津下りは12:10発の245Mなのだが、なぜ245Mが行ったあと11分も発車しない?安房小湊の上り線が占有されていることもないし・・・何かあるな?・・と気配を感じ、安房天津へ行ってみると・・・・


千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-3 特急「草津白根」

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-4 「足利藤まつり」  9236M

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-6 快速「シーハイル上越」  9236M


千葉の鉄道 Now & Then-130629 1218-2-- 特急「草津」

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1218-4-- 「足利藤まつり」

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1218-6-- 快速「シーハイル上越」

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-8 特急「嬬恋・草津スキー」  9236M

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-10 快速「碓氷」  9236Mリレー

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-13  快速「一村一山」  9236M

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-17 「四万草津」  9236M

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1217-1 快速「マリンブルーくじらなみ」  9236M

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1221  集約臨「修学旅行」  9236M

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1216-15  「初詣」  9236M

487) リレーさざなみ 土曜(6月29日)分

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 486) に続いて 6月29日(土)の復路、つまり「リレーさざなみ」です。

 日付順が逆になってしまいましたが、30日(日)分は 485) の記事にて先に掲載しました。


千葉の鉄道 Now & Then-130629 1334-9 9237M 千611 OM-103 クハ182-102

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1335-2 9237M 千611 OM-103

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_9435

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1424-7 9138M 千611 OM-103

千葉の鉄道 Now & Then-130629 1205-12 9135M~9236Mリレーわかしお

千葉の鉄道 Now & Then-980809 3n-2 1409 3016Mさざなみ16

千葉の鉄道 Now & Then-980809 4n-2 1413 8013Mさざなみ13

千葉の鉄道 Now & Then-20010309 22n-2 1309 3061M~5261M わ11号

488) 韋駄天115系 団臨「白い砂」 7月6日運転

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 速い速い!今回の115系団臨「白い砂」  2013.7.6(土)運転


 「関東地方が梅雨明けしたとみられる」と発表のあった7月6日、千葉支社募集の団臨で豊田のスカ色115系6連(M40編成)が「白い砂」のHMを掲げて総武快速線~外房線を走りました。


 私は仕事もあって乗車できませんでしたが、下りは両国(10:15発)→安房鴨川間が2時間20分!

 かつての183系「わかしお」をも射抜く俊足ぶり。


 ダイヤを比べてみました。「ッ」は通過時刻


          2013.7.6運転      S47.7.15改正     S53.10.2改正  

           「白い砂」        「白い砂5号」     「わかしお7号」

          9253M 通電B8       8229M          27M

             ↓             ↓            ↓

東京          --            10:14発        10:00発

錦糸町       10:18発          10:23発        10:08発

船橋         10:33発          10:40発         ↓

千葉        10:49-50④        10:56-57      10:37-39      

蘇我         10:56ッ          11:03ッ         ↓

大網         11:15ッ         11:17-18         ↓

茂原         11:26ッ         11:28-29        11:14-15 

上総一ノ宮     11:34ッ         11:37-38       11:24-25

大原         11:55ッ         11:52-55       11:39ッ

勝浦         12:08ッ         12:11-11       11:54-56

上総興津     12:15-17         12:21-21       12:04ッ

安房鴨川      12:35着③         12:43着        12:26着         

         (長者町4分運停あり)


  (数字の横ずれで見にくいかもしれません。amebloではこれが限界)


 S47.7.15改正は「白い砂」がデビューの改正です。似た時刻の8229Mをピックアップしてみました。下りは1・3・5・・・号ではなくて1・2・3・4・5・・・と9号までありました。「青い海」は同様に、1・2・3・4・5・・・と15号までありました。


 S53.10 の「わかしお7号」については、9往復の「わかしお」の他に、急行「外房」が3往復あり、包括してネットダイヤを組んでいました。八積・御宿・安房天津で上下が交換していた時代、つまり「わかしお」史上最も遅い時代ですが、昨日の快速「白い砂」錦糸町→安房鴨川間2時間17分 のほうが1分だけですが当時の特急より速くなっています。


 S49年頃から外房線の路盤が急激に悪くなってゆき、所定ダイヤを守れずに5~20分くらいの遅れがすっかり日常化。余裕時分を大きくとって、ダイヤ改正ごとに「わかしお」が遅くなっていった暗黒の時代なので、当時のことは割り引いて考えなくてはなりませんが、それにしても今年の「白い砂」のダイヤを引いたスジ屋氏、まことにGood-Jobでした!


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1265

 12:33 9253M 八トタM40 

 クモハ115-318 モハ114-354 サハ115-319 モハ115-348 モハ114-374 クハ115-398←両国方

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1266

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1278
 12:49 9254M 到着後10分で早くも折返し。

 到着した安房鴨川の3番線は、12:50には内房線の159Mが到着するからです。

 1番線には55M~(5268M~)68Mが、2番線には266Mが停車中。


          ◆          ◆          ◆

 では、113’系快速「白い砂」が現役のころの画像を少々。。


千葉の鉄道 Now & Then-730715-78 1716-3 8236M白い砂5号

 S48.7.15 外房線電化後2回目の夏ダイヤが始まりました。

 17:16 8236M「白い砂5号」 安房鴨川15:30→18:32東京


 マリ131(サロ113入りの6M4T 10連)で、この年の夏ダイヤではこのサロ入り10連が外房線へ2編成、内房線へ平日3編成(休日4編成)投入されました。

 外房線の午前下りは「みさき51号」「みさき52号」ですが、午後の上りは「なぎさ51号」とこの「白い砂5号」でした。

運用① 両国7:38 8203Mみさき52号→10:01安房鴨川→アワ④→安房鴨川15:06 8202Mなぎさ51号→17:34両国 


運用② 新宿5:50 8201Mみさき51号 →8:20安房鴨川→(回送で千倉3番線へ)→安房鴨川15:30 8236M→18:32東京→回→東京19:03 8145M青い海12号→21:32館山


 このあと、運用③~⑤(+休日にはもう1運用)で内房線を走り、臨急2往復、快速「青い海」下り1本(+休日にはもう1本)、上り1本(+休日にはもう1本)と上り館山4:40発の普通9124Mをこなしていました。そのほかにもモノクラス11連の快速がたくさんありました。

 

千葉の鉄道 Now & Then-730722-34 1547 8234M白い砂4号#114

 S48.7.22 15:46 茂原 8234M「白い砂4号」 マリ114 モノクラス11連

 安房鴨川14:31→17:08東京

 乗車中の9247Mの車窓からです。

 その9247Mは先頭に郵便荷物車付きで、千葉14:47→17:29安房鴨川 直通で17:36発 9182M→20:56千葉、と一周運行をしていました。


 「白い砂」のヘッドマークは、このように四隅を丸くした逆台形がオリジナル。文字色は「白い砂」部分が黒、「快速」は紺色です。今回のは(2010年のリバイバルも) 似ているけれどもちょっと違うぞ・・と。

 なお、「快速」文字が黒バージョンのも、S47にはあったようです。


千葉の鉄道 Now & Then-760816 1501 1806F白い砂4号113'系11連
 S51.8.16 安房鴨川15:26発の1806F白い砂4号」 マリ104 11連


 S50か51年ごろから総武快速は列番が国電方式となり、Fの記号をいただきました。1806Fですので、定期で始発駅と思われる津田沼を18時台に発車する定期快速を南へ臨時延長した形となっています。(一部変色していてすいません。これ以上の修復は無理でした)


千葉の鉄道 Now & Then-760816 1505 1806F白い砂4号113'系11連
 S51.8.16 1806F「白い砂4号」 マリ104 安房鴨川で
 左にちらりと見えるのは15:13発のわかしお 6034M
 まもなく2番線へ始発の館山行普通 が入ってきます。乗客たちはそれを待っているのでしょうか。今では夏でもこんな混雑が見られることはほぼ無いです。。


489) 旧久留里線キハ30・37・38 水島へ大移動の日

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 久しぶりに久留里線関連です。


 昨年の12月1日に引退した久留里線の在来形キハは、その後6両がずっと新津に留置されていました。

 目撃情報や撮影に行ったかたのレポートを拝見しますと、いよいよ昨日7月9日に新津から倉敷に向けて甲種輸送されたようです。私は仕事もあり行けませんでした。


 この新津の6両は、2012年12月11日に故郷 木更津を出発したときは以下のような編成でした。

 ←キハ37 1002-キハ37 1003→+←キハ37 2-キハ38 1003→+キハ30 98+キハ30 100(+DE10 1752)→新小岩方

   キハの前の←は運転席の向きです。


 このように、キハ38の1両は、キハ37の3両とキハ30の2両にはさまれた、すっきりとした編成でしたが、いつの間にか連結順序が変わり、中間の2両(キハ38 1003 とキハ37 2) のみが反対向きに転換されたように見えます。少なくとも、2+2+1+1の編成形はそのままに、キハ38の運転席の向きが、従来はキハ30の方を向いていたはずなのに、反対向きになり、西向き(北陸線内にて)となっているようです。

 さらにキハ37はドア位置で運転席の向きがわかりますが、キハ37 2 も方転されてキハ30 98 の方を向いているようです。

 わざわざ向きを変えているのは、先方(水島臨海鉄道)の要請でしょうか?


 さて、新津を9日の昼過ぎに出発した9450レは、南長岡で20分ほど待機。8560レで日付が10日に変わるころ吹田タ に到着。20分ほど休んだあと9863レで東海道・山陽線を下り、未明には西岡山に到着。この稿を書いている今頃は岡山県の東部を西へむかっているころだろうな。。

 西岡山から水島臨海の倉敷貨タ には明けて10日の昼頃に入線のようです。

 (10日夜に追記;そのまま10日午後にに水島へDE701の牽引で入線した・・とのこと


 今回は、木更津を出発のころ、そして久留里線での現役時代を少々。。


千葉の鉄道 Now & Then-121211 0846-2 配8380レ準備 キハ37 1002・
 2012.12.11 朝、木更津での出発準備のようす。

 このあと、木更津9:20過ぎに 配8380レでまずは新小岩まで配給

 なぜか偶然、今回の新津→倉敷 までの甲種輸送も列車番号が末尾0(新津~南長岡 と南長岡~吹田タ)が多い。


千葉の鉄道 Now & Then-121211 0930-10 配8380レ キハ37 1002・37 1003+37 2・38

 2012.12.11 配8380レ 9:30 巌根~袖ヶ浦

 木更津からの久留里線在来形キハの搬出は4回にわたって行なわれましたが、これはその2回目で、最大両数の6両でした。

 1回目;2012.12.5  キハ38 X3両 郡山へ

 2回目;2012.12.11 キハ30 98・100、キハ37 2・1002・1003、キハ38 1003 新津へ

 3回目;2012.12.19 キハ38 X3両 郡山へ

 4回目;2013.1.16  キハ30 62 いすみ鉄道へ(安房鴨川・大原経由)


 以下は、久留里線で現役のころで

千葉の鉄道 Now & Then-120523 1829-1--- 943D キハ30 98(増)+キハ30 100+

 2012.5.23 18:29 943D

 午後から撮影していてそろそろ帰ろうとしていたところ、夕方のA31増結運用にキハ30 98 が登板。それはわかっていましたが、A31の併結相手となるA15の木更津側にキハ30 100が充当されて出区してきましたので、急遽久留里駅へ向かいました。右側の先頭はキハ38 3です。


千葉の鉄道 Now & Then-120523 1831-4 交換は946D キハ38 2+キハ38 1002

 2012.5.23 18:31 久留里で交換して発車してゆく946D(左)は

キハ38 2+キハ38 1002←上総亀山方 でした。

 テールライトの反射が印象的でした。


千葉の鉄道 Now & Then-120611 1223-1  929D~1229発の934D  キハ30 98

 2012.6.11 12:23 929D→934D のキハ30 98  上総亀山で
 貫通扉のHゴムなど、最もオリジナルに近かったキハ30 98。「架線注意」のステッカーもありません。

 キハ30 98 はこの頃 前位のアタマの隅がすすけていて、遠くからでもすぐ区別がつきました。


千葉の鉄道 Now & Then-120523x) 120611 1222 キハ30 98の車内

 2012.6.11 キハ30 98車内。前位側から木更津方後位を見ます。

 この頃には乗車が目的と思われるような客もちらほら。

千葉の鉄道 Now & Then-121128 1547-7 940D キハ30 62+キハ30 100←

 2012.11.28 15:47 940D 賀恵淵踏切付近で 

 キハ30 62+キハ30 100←上総亀山方


 12月1日の最終日にそなえて、キハ30 の2連が組まれました。

 11月29日夜間から30日朝にかけては、この2連にキハ30 98 がA31で増結され、キハ30のみの3連も実現しました。

 
千葉の鉄道 Now & Then-121128 1606-6 940D キハ30 62+キハ30 100←

 2012.11.28 16:06 940D キハ30 62+キハ30 100←上総亀山方 
 940DはA14運用で、このあと入庫してしまうので、賀恵淵踏切のあと横田の先まで追いかけました。横田での2~3分の交換停車はありがたかったです。


千葉の鉄道 Now & Then-121128 1606-12 940D キハ30 62+キハ30 100←
 同日、940D

 横田と久留里での停車時間を利用してその先までへ ずいぶんと南へ北へと走りましたっけ。


 水島臨海へ行っても、旧久留里線のキハたちはかわいがってもらいたいですね。1両のみのキハ38 は部品取り用でしょうか。


 水島臨海鉄道公式HP 7月10日付け 「キハ30・37・38到着のお知らせ」↓

  http://www.mizurin.co.jp/info_detail/index/14.html

 旧久留里線のキハたちの運行開始は2014年3月末 とのこと。ずいぶん先だなあ!


 2012.12月掲載の関連記事は↓

  http://ameblo.jp/nagisa04/entry-11421845711.html


 キハたちの行き先である水島臨海鉄道のレポート(1989年)は↓

  http://ameblo.jp/nagisa04/entry-10953563221.html




490) 今年初の鵜原臨海学校臨 マリ32 (6月28日)

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 すっかりアップが遅くなってしまいましたが、6月26~28日の団臨 西604 鵜原臨海学校臨を。

 画像は28日の復路ぶんです。


 なお、7月6・7日の185系「北総三都市満喫号」は中止となりました。

 14日(日)の催行は決定されていましたが、なんとOM-03編成充当とのこと。7月12日には幕張車セ への送り込みがやってきた、との目撃情報があがっています。

 この185系OM-03編成、5月上旬に、もと田町車の湘南ブロックパターンに塗り戻されてしまわなければ、唯一の湘南色だったのに、塗り戻し&6連化(サロ抜き)は惜しいことでした。


千葉の鉄道 Now & Then-130628 1318-5- 回9239M 西604 マリ32 クハ183-1021

2013.6.28 13:18 西604 マリ32

 今年1回目の鵜原臨海学校臨 6月26日の往路は撮れませんでした。

 これは28日の復路で

 幕張9:45 回9237M~10:08誉田10:53~11:57鵜原12:01~12:26安房小湊13:10 回9239M~13:20安房鴨川

 クハ183-1021 MM'1034 MM'1004 クハ183-1022(1号車)←幕張方


 往路の乗車は鵜原(13:11着)まででしたが、復路の乗車は安房鴨川から。

 子供たちは半日鴨川シーワールドへでも行ってきたのでしょうか。

千葉の鉄道 Now & Then-130628 1331-3- 9238M 西604 マリ32  Tc1021

 同日、13:31 9238M

 安房鴨川13:28~(14:06大原14:29)~16:06東京(ケヨ)

千葉の鉄道 Now & Then-130628 1332-2- 9238M 西604 マリ32  Tc1021
 9238M マリ32


 幕張車セ配置の、もう1本の183系(マリ31)は、7月からは「ホリデー快速 富士山3・4号」を、それまでの元田町車H61編成(旧名は 「ホリデー快速河口湖3・6号」 (小山発着)にかわって受け持つようになりました。

 それに伴って、電照幕が入れ替えされて、「ホリデー快速 富士山」の絵入りマークが入れられましたが、同時に「あずさ」「かいじ」の絵入りマークも設置されたようです。(「183連邦」に画像投稿があります)

 こちらの同僚マリ32 が幕の入換えが行なわれたかはまだ不明。


 DJ誌に「183系」の記載があれば まず183系で来ることは間違いない・・という慣例は終わってしまいました。7月からは「185系または183系」となっていて、どちらで来るかはわかりません。実際、さっそく7月2日の 浜701 横浜発沼田行き は185系大宮車6連での運転となってしまいました。





491) 今年2回目の鵜原臨海学校臨 185系B4編成 (7月14日)

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 日付は変わってしまいましたが、7月14日に鵜原にやってきた臨海学校の団体臨です。


千葉の鉄道 Now & Then-130714 1312-2 西702 9231M B4

 西702 東京(ケヨ)11:09発 9231M~11:54蘇我11:57~13:12鵜原


千葉の鉄道 Now & Then-130714 1312-8 西702 9231M B4

 鵜原臨海学校臨の今年の1回目(西604)はあずさ色マリ32 でしたが、とうとう7月からは185系に置き換えられてしまい、200番台の大宮車B4(元田町車)サロ抜き6連でした。


千葉の鉄道 Now & Then-130714 1313-8ー 西702 9231M B4

 東京駅発車から2時間3分。車内から開放され小学生たちが降りてきて 無人だったホームが一気ににぎやかに。

 このクハ185-307は6号車となりました。


 なお、到着を出迎えた駅職員氏(鵜原配置とは限りません)は8連で到着・・と思い込んでいたようで、確かにDJの7月号には「大宮車8両」(つまり183系H81の意味) と記載があります。DJ8月号では「185系大宮車6両」となっていますが、8→6両の変更は急だった(原稿締め切りの間際だった?)のでしょうか。


千葉の鉄道 Now & Then-130714 1314-5 西702 9231M B4

 引率の先生たちが忘れ物など 車内のようすをチェック。。

千葉の鉄道 Now & Then-130714 1315-3 西702 9231M B4

 おや!?「臨時快速」? いえ、「回送」の1コマ前がこれなんです。

千葉の鉄道 Now & Then-130714 1319-3 西702 9231M B4

 クハ185-207 モハ184-214 モハ185-214 モハ184-213 モハ185-213 クハ185-307(6号車)→安房小湊方


 なかなか発車しませんが、すぐに発車すると、折返しをする安房小湊の3番線には「新宿わかしお」の255系が休んでいるためで、255系は安房鴨川へ向けて発車するのが13:33ごろ。その12分あとに安房小湊へ到着するよう時間調整をしています。


千葉の鉄道 Now & Then-130714 1334-8 西702 回9233M B4

 13:34 回9233M クハ185-307


千葉の鉄道 Now & Then-130714 1429-7 西702 回9234M B4 Tc207

 14:29 回9234M クハ185-207

 東大宮へ戻るのに、向きが逆転しないよう東京駅(ケヨ)へ寄って折り返します。


 特急「踊り子」「湘南ライナー」などに主に使われている185系元田町車は、10連A編成がA1~A8の8本、200番台の7連B編成がB1~B7の7本、増結用5連のC編成がC1~C7の7本配置されていましたが、3月改正から大宮所属となりました。そのうちのB編成のB3・4・5 の3本は D-ATCを搭載して京浜東北線・根岸線・横浜線も走れる、「はまかいじ」にも使用のグループ。

 使い勝手がいいこのグループの3本は、サロを抜かれて7月からは6連となりましたが、今後はこのグループが団臨も担ってゆくようです。183系に代わって。。

 実際、7月14日に運転された「北総三都市満喫号」(両国~佐倉~成田~佐原~銚子、下りのみ営業)は同じグループのB3編成が使用されたようです。



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492) 本日7月20日 内房線はチョイネタ4本立て

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 詳細はのちほど徐々に追記します。


 7月19日に終業式を終えた学校も多く、いよいよ夏休み。

 さっそく7月20日(土)には内房線にいろいろと小ネタが多く・・


 まずは、八王子支社企画の「親子・三世代向けの列車の旅第2弾-キッズトレイン夏号」。

 その第1回目として「お座敷列車プラレール号で行くマザー牧場の旅」が企画され、20日に運転日をむかえました。

 詳細は↓

  http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20130613/20130613_info01.pdf


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1367 (2)

 西703 八王子7:05発 9532M~8:00新宿8:05 9133M~9:54君津

 君津からはバスでマザー牧場へ向かう行程です。普段は写欲の沸かない「華」ですが、この日は車内にプラレールが設置されているのをチラ見しようと 君津駅で待ちうけ。


 9133Mは9:54着なので、君津9:49発の158Mが発車したあとに、158Mが出て空いたホーム(中線)に入ってくるのだろうな、上り本線はまもなく10:06に160Mが到着するだろうし・・と対向ホーム下り1番線で待っていたら、9:54になっても始発の158Mがなぜか発車しない。そうこうするうちに「華」は上り本線に到着してしまい、入線シーンは撮りのがしてしまいました。


 6両中の2~3箇所から数家族(グループ)が降りてきただけで、あっけなく下車は終了してしまいました。車内はがらがらだったようで拍子抜け。

 プラレールの展開された車両は5・4号車くらいのようで、他の中間車にはプラレール各種は積んではあるものの、半透明のプラコンテナにしまった「おかたづけ」された状態。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1373 (2)

 4号車 車内に広くプラレールが敷かれています。

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1372 (2)

 5号車はさらに立体的。立体ループも家に欲しかったな・・・

 我が家もかつてプラレールをだいぶ揃えましたが、こんなには大きくはできませんでした。結構お金がかかります。子供(娘!)が小学校に入った頃には、妻は私に内緒で全部捨ててしまいました。・・・300系のぞみやE1系・E2系あさまで 自分でたまには遊びたかったのに(笑)

 車窓の映りこみはどうしようもありませんでした。



 時間はさかのぼりますが、都市対抗野球「かずさマジック」の応援臨で、大貫発水道橋行きの送りこみ回送をねらいます。

 この前に「新宿さざなみ1号」が下りました。夏休みになって、E257系5連から255系9連に増強されています。Be-03編成ラッピング車でした。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1354 (2)

 9:25 回9161M 千ケヨからいったん佐貫町まで回送し、折返し大貫10:30発 9162Mとなります。ケヨ501編成。

 この区間、下りでE233系が通るのは、通常は6時過ぎのみの回送しかありません。

 前後のコマは「9161M」の文字がもっと読み取りにくい状況。


 奇数編成ですので、シャッター速度がさらに遅い1/125秒以下でないとフルカラーLEDの文字が切れます。偶数編成はやや緩和されて 1/400以下で、とのこと。

 (追記・・・ケヨ516以降と6+4の分割編成はこの奇数偶数の法則があてはまらないものがある・・のだそうです。Iさん詳しい情報をありがとうございます)

 さらに、埼京線用E233-7000にいたっては、総合車両所製が加わりさらにややこしくなっているようです。

 もっとも、普通に走行写真を撮るには1/125でも 1/400でも どちらもほぼ不可能には変わりがない状況でして、どう撮ったらいいのやら。。

 
千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1375 (2)

 君津駅コンコースでは、「かずさマジック」の応援団のツアー受付が行なわれていました。大貫・青堀・君津から水道橋まで往復+東京ドーム入場券付きで、応援団会員は1000円とのこと。(会員以外は2000円)

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1359 (2)

 20日は都市対抗野球準々決勝戦。

 結果、20日は2対0で勝ったようで、21日に準決勝、22日に決勝戦が行なわれます。

千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1381 (2)
 10:33 9162M 大貫発水道橋行き

 次のコマの方が左右のバランスは良いのですが、「9162M」文字が読み取れないのでこちらを載せます。


 所属の京葉車セに帰るのに、回送で緩行線を中野まで、折り返して外房線誉田へ、さらに折り返して新習志野へ帰ります。かつては飯田橋の西側に中線があり、実際 総武緩行線にも飯田橋行きがありましたが、今ではそうなってしまいます。

 走るのは本務なのでいとわないが、めったに使わない複雑な配線・ポイントを存置しておくのは合理的でない、ということなのでしょう。

  

 このケヨ501の上り方クハE232-5001 は数週間前に起こった人身事故の当該で、最近復帰したばかりとか。正面のJRマークがステッカーで張り替えられているそうです。(小糸川左岸で会った E233系にとても詳しい同業者のかたの話)


 さて、この日の主目的である185系4+6連を撮影に湊川左岸へ。185系6連はずいぶん走り始めましたが、4+6連は私には初見参。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1411 (2) 臨時快速 大垣 の表示

 12:02 東742 新宿9:58発 9153M→12:35館山

 前日のうちに東大宮から豊田車セ へ送りこまれていました。4連がどっちに付くかはわからないままに列車がやってきました。結果、下り(南)側が4連でした。

 クハ185-207 モハ184-214 モハ185-214 モハ184-213 モハ185-213 クハ185-307(以上B4)+クハ185-216 モハ184-232 モハ185-232 クハ185-316(以上B7)→千倉方

 大宮に移った新B7編成は、もとは東チタのB編成7本の最終編成でしたが、6・5・4号車(MM'-231とサロ185-216)の3両が抜きとられ 4連になりました。

 

 近くで撮影されていたOさんによると、前後の編成でサイドの表示が相互に連動してなく、片方は「修学旅行」だった・・・とのこと。私はナンバーを書きとめていて気づきませんでした。

 改めて拡大してみると、前4両は「臨時快速 ムーンライト 大垣行き」、後ろの編成は「修学旅行」のようです。

 後に、浜金谷~保田間で撮影された画像を見ましたが、そこでは前編成の前面も「修学旅行」だったようで。


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1405 (2)--
 先頭クハ185-316 は10号車表示 前面「臨時快速」、サイドは「快速 (黄緑で)指定席(?) ムーンライトながら 大垣」のようです。これで、185系モノクラス10連も簡単に組めるようになりました。
 この夏臨での「ムーンライトながら」で183・189系10連(H101・102)はいよいよ・・・・・?



 4本目のちょいネタは今夏初登場の「マリンブルー南房総」

 この日が初日で、高崎から外房線経由で安房鴨川までの臨時快速です。モノクラス7両中に自由席が3両あります。

 時間的に、もう回送で館山へ着いている時間(回9122Mでタテ11:39着)なので、電留線へ寄ってみました。 


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1417 (3)

クハE653-8 モハE652-15 モハE653-15 サハE653-8 モハE652-16 モハE653-16 クハE652-8(1号車)→那古船形方 (水カツ K308)


 電留線では中央に入ってしまいました。さらに左隣はNB-09+NB-15(千倉方)の10連

 その左側には見えない所にNB-03 が止っています。

 ブルーなので房総にはなじみますが、目新しい色、特に緑色を見たかったな。黄色はもうごめん


 電留線で時間を取りすぎて、あせり始めました。(chibiさん、せっかくお会いできたようですが、先を急いでいてすいませんでした。。)


千葉の鉄道 Now & Then-IMG_1439 (2)

 13:40 回9154M
 東742 の185系10連は5泊6日の行程なので、いったん東大宮へ戻ります。おまけのようにして千倉までを回送で往復。

 日帰りで復路も営業のE653「マリンブルー・・」が車内整備の関係か館山電留へ入りうまってしまったせいか、千倉へ引き抜いて、あらためて上り回送のスジにのせるということでしょうか。


 このあと、

493) 多客臨快速「マリンブルー南房総」 2日目 K308(青)

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アメンバー限定公開記事です。

493) 多客臨快速「マリンブルー南房総」 2日目 K308(青)

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 日付はかわってしまいましたが、昨日7月21日(日)のE653系「マリンブルー南房総」号、のべ4日運転される日のうちの2日目です。

 車両は昨夜から高崎で泊でしたので、当然20日と同じ勝田のK-308編成です。


 仕事の合間に復路のみ撮影してきました。昨日はやめて帰ってしまったのですが、この日はほどほどに日差しがあり、海も昨日よりも青みが増しています。


千葉の鉄道 Now & Then-130721 1516-8 クハE652-8

 2013.7.21 15:16 回9123M 館山14:38→15:33安房鴨川

 クハE653-8 モハE652-15 モハE653-15 サハE653-8 モハE652-16 モハE653-16 クハE652-8(1号車)←館山方  カツK308

 
千葉の鉄道 Now & Then-130721 1530-2

 山生橋梁で撮影後、普通に走っていたら太海10分停車(15:18-28)で追い越してしまいました。

 この時間の峰岡築堤はサイドが逆光なので、雑草覚悟で光線のいいここにしましたが、想定以上に草が高く、こんな結果に終わってしまいました。陽の向きはほぼベストなのですが。。


 記録として運行時刻(抜粋)をメモしておきます。来週も運転されます。

 9832M~9237M 

高崎6:25~7:00熊谷7:01~7:39大宮7:40~8:38西船橋8:39~8:57蘇我9:00~9:30上総一ノ宮9:33~9:43長者町9:46~10:05勝浦10:09~10:37安房鴨川

 回9122M

安房鴨川10:42~10:47太海10:50~11:14九重11:32(来週は九重で「リゾートあわトレイン」と交換するため18分停車)~11:39館山

 回9123M
館山14:38~14:50千倉14:58~15:18太海15:28~15:33安房鴨川

 9238M~9837M

安房鴨川15:38~15:43安房天津15:47~16:09勝浦16:10~16:28大原16:30~17:09蘇我17:10~17:32西船橋17:33~18:29大宮18:31~19:34高崎

 勝田→高崎への送り込み回送は前日の金曜午後、返却回送は月曜の午前です。


 今後E653系の「いなほ」への改造・転用(1000番台化)が進むと、この界隈では見かけにくくなるのでしょう。来週は別の色が来てほしいものですが、列車名由来でまたブルーの可能性が高いかもしれません。


494) 「春さきどり号」 2年目はE653付属編成 (2002年千倉)

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 先日、勝田のE653系が「マリンブルー南房総号」で南房総までやってきましたが、2002年にもE653系は「春さきどり号」で千倉まで入線しています。


 「春さきどり号」初年の2001年は、青森から勝田へ貸し出されていた国鉄色485系6連(1000番台車でクロハ481付き)でしたが、「春さきどり号」2年目はE653系へと出世したものです。

 その後はこの列車は勝田の改装485系K60・K40になってしまい、E653系使用はたしか2002年のみだったと思います。


千葉の鉄道 Now & Then-020211 3p-1 1530千倉 回9102M(E653系 K353


千葉の鉄道 Now & Then-020211 5p-1 1531 「新宿さざなみ

千葉の鉄道 Now & Then-020211 6p-1 9102M クハ652-103

千葉の鉄道 Now & Then-020211 7p-1 1605 9102M春さきどり号

 何年も続いていた、常磐線下り方面から南流山で折り返して房総へやってくるこの系統の列車、早春を感じるこの臨時列車も今はなくなってしまいました。

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