955)の続きです。
九州遠征もいよいよ佳境にはいってきました。
前半のクライマックスとして、好きな山の一つである由布岳をバックに、災害時暫定ダイヤで大分方から由布院へ向かう「ゆふいんの森」をねらいます。
2017年3月改正の本来のダイヤでは、特急「ゆふいんの森」号は合計3往復。(ただし日によってはキハ185系で運転し、特急「ゆふ」71~76号となる代行運転の日があり)
その3往復は、博多~久留米~由布院~大分~別府間、つまり久大本線完走型 が3号・4号の1往復のみ。
ほかの2往復は 博多~久留米~由布院まで となっています。(1・2・5・6号)
つまり、由布院~南由布間は、運転日でも1往復しか走りません。この1往復はキハ71系4連での運転となっており、キハ72系5連は由布院駅で久留米方へ折り返してしまうダイヤとなっています。
この期間だけのキハ72系をここで撮ろうという計画です。
由布院駅は混雑していました。
改札口に向かって右手に「由布院温泉観光案内所」があり、辻馬車・スカーボロ(英国風クラシックカー)での観光地めぐりや人力車の営業を行っていますが、レンタサイクルもあります。1時間250円で、撮影時間から考えると4~5時間になりそう。
4時間以内として1000円ですが、その向いにも トイメンでJR九州が営業するレンタサイクルもあります。
そちらはパワーアシスト付き車のみで、4時間借りると1350円くらいだったと思います。
JR九州のほうは、特急「ゆふいんの森号」を利用の客に限って割引があり、4時間で900円になる・・とのこと。
お、それなら、帰りの「ゆふいんの森」の指定席が買えるか確認し、先に確保してきます、と伝えて、出札窓口に並びました。
無事「ゆふいんの森94号」の先頭車2列目窓際を確保。その指定席券を提示して割引の適用を受けました。
由布院周辺のイラストマップをもらい、駅至近の車庫から出発。これは気持ちいい!
金鱗湖から流れ出る川の岸がサイクリングロードになっており、そちら側から目的地にアプローチ。
13:21 4836D 大分12:13→13:23由布院
キハ220-212単行
バスのようなでかい行先表示。残念ながら私はあまり好みではありませんが 夕夜間でも目立つことは確か。
もし別府から亀の井バスを使わずに 久大本線経由で来ていたなら、この4836Dで由布院に到着となるところでした。
「ゆふいんの森91号」通過まで10分ちょっとしかなく、山越えルートで来てよかった。
13:33 9041D~9042D ゆふいんの森91号
博多8:45→12:31大分12:45→13:35由布院
キハ71系4連
キハ71-1 キハ70-2 キハ70-1 キハ71-2(1号車)→由布院(博多)方
由布岳には影落ちがありますが、ふもとの街はいい光線。
13:53 1845D 日田12:35→14:50大分
キハ200-13 +キハ200-1013←日田方
13:59 4838D 大分12:55→14:38豊後森
キハ125-122+キハ125-?→豊後森方
やや時間があくので、周辺をもう少し散策することにしました。
自転車の停車位置を変える必要もあり、また大分川の岸辺に。
川をさかのぼると線路の鉄橋に出ます。鉄橋を渡った先に舗装道路が通っています。
小さな鉄橋で 脇に歩道が併設されていますが、ちょうどJRの工事(塗装?)が行われていて、通行不可とのこと。
しかたなくずっと下流の橋までまわって対岸を戻ってきましたが、徒歩ではこうはゆかず、自転車でよかった。
途中のちいさな牧場で。
このあと、線路の南側(道路のある側)をたどって もう少し南由布方へ探索開始。
以下、次号で。