新京成電鉄が全通60周年をむかえています。
昭和22年に新津田沼~薬園台間で営業を始めて以来、徐々に松戸方へ線路を伸ばし、8年後の昭和30年4月21日に松戸~京成津田沼間が全通したそうです。
記念のヘッドマーク が掲出された、新しい色の8800形8811Fを見たくて行ってみました。
新色登場 告知のHP↓
http://www.shinkeisei.co.jp/topics/detail.html?news_id=679
新しいピンク(新京成シンボルカラーのジェントルピンク)X白 の新色をまとった8800形8811編成は、2014.8.29から運行を開始しました。徐々にピンク色が増えて、4年後には全ての編成がこの色になるとのこと。
それに先立ち、2014.6.1から新シンボルマーク(「S」を横にしたかたち)、や新スローガン「まいにち、ちょっと、新しい。」が採用、導入されました。いずれも60周年を見据えてのものと思われます。
全部新色に変更となると、現在のマルーン(新京成でいうニューマルーン)をベージュに配した旧色も撮っておく必要がありそうです。
なお、京成電鉄似の赤・青ライン、銀色の車体、正面下部に横長のS を配した旧色(8900形)もあり、それが特に新京成の色の雑多さを際立たせていましたが、今回沿線に3時間ほど居た限りではもう見かけませんでした。この色が真っ先にピンクに変更されてしまい、もう消滅してしまったものと思われます。もっと早く来る必要があったか・・・
2015.6.24(水) 16:16 345列車 千葉中央行き8000形 薬園台で
8518 8036 8035 8034 8033 8517→津田沼方
京成千葉線への片乗り入れは日中のみに限られており、この列車が京成乗り入れの最終でした。
16:25 93列車 津田沼行き 8800形8809F 習志野で
8800形までは正面にLED表示が無く好ましいです。
習志野では影が落ちてきたので、北習志野へ移動しようとしたら、ねらっていた8811Fがやってきて、ターゲットに乗るはめになりました。
北習志野を発車してゆく8811F 16:31 338列車
京成千葉線へ8811Fが行っていたら所在をつかみにくいな・・・と思っていたのですが、幸いこの 千葉中央発松戸行きで本線へ戻ってきました。折り返しを待つとしましょう。
先ほど乗っていた上りで、線路内立ち入り(踏切を無理に渡って、出口で封じ込められた自転車のご婦人)を先頭車で目撃。障害検知発報で付近に2~3分緊急停車したせいか、上りは数分遅れています。
16:34 95列車 8812F 北習志野で
松戸16:00→16:44京成津田沼
全線乗車しても26.5Km、44分の新京成。
26.5Kmというと、東京~津田沼や千葉~袖ヶ浦間とほぼ一緒。でも全線乗車しても\258(切符だと\260) と格安で好感!
JRだと\500(幹線運賃で)する距離です。京成だと上野~大神宮下間にあたる距離で\440。
16:56 8900形8911F 101列車 津田沼行き 二和向台で
少し前まで京成似の白地に赤・青ラインだったはずの8900形。
シングルアームパンタですが、上部(シューの下)がY字型のふたまたになっており、独特。
17:12 105列車 8810F津田沼行き 初富で
鎌ヶ谷大仏~初富の中間から北初富の先 北総鉄道との交差部まで3257mは連続高架工事が行われており、向うに新しい高架が立ち上がっています。初富はもともと島式ホームでしたが、上り線・上りホームを西側に仮設し、下り線も西側へ移動。現在対向式ホームとなっています。
かつてクルマで撮りにきたときに、この初富駅南側の幹線道路の踏切でずいぶん渋滞が起こっていた「難所」の記憶があります。
17:15 502列車 朝以外では珍しい「くぬぎ山行き」8812F 初富で
京成津田沼16:50→17:20くぬぎ山
仮設ホームと急カーブのせいか、下町っぽい雰囲気がただよう現在の初富ですが、いずれ隣りの北総鉄道のようにドライで近代的になるのでしょう。
願わくは、新鎌ヶ谷か初富あたりに待避できるホームを新設して緩急連絡、快速運転が実施されるといいのですが、現状のまま高架化すれば予算は県や市でほぼまかなうのに対し、設備を増強すれば新京成で負担しなければならないので、難しいのだろうな・・・