500) の記事の続きです。
引き続き北海道専用車(500番台)各種。
1976(S51).8.5 オロハネ10 505 札幌駅で6:40頃
518レ「大雪5号」 網走発 の終着後
後に、「北斗星」に ロイヤル・ソロ(JR東日本編成4号車 オロハネ25 500番台)が登場しますが、A・B寝台合造車という点でこのオロハネ10 505はその祖先といえるでしょう。
なお、JR北海道編成の1レ・2レのA・B寝台合造車はオロハネ25 550番台で、3号車に組み込まれたロイヤル・デュエットでした(北斗星登場時点で)
1980.7.11 ED76 517(岩二)
旭川15:34発の834レ小樽行き
前面下部にひとつあるタイフォンがユニークです。
旭川構内はだいぶ整理されてしまったのか、素寒貧とした印象になってしまい、南側の富良野線の発着ホームがさびしそうでした。貨物が多いのがまだ救いです。
続いて、気動車版------------------------
1988.6.28 41Dおおぞら11号 札幌17:58→20:47帯広→22:40釧路
札幌から千歳空港(現 南千歳)までこの「おおぞら11号」に乗車してきました。こういう時にワイド周遊券は便利。
キハ183-15(釧路方8号車) キハ182-29 キハ182-32 キロ182-2 キハ182ー46 キハ182-38 キハ184-9 キハ183-504←札幌方
こちら側のキハ183は500番台の504ですが、向こう側釧路方の8号車は0番台です。500番台は対応速度がまだ0番台と同じだったせいか、0番台と500番台は混用されていました。
右は千歳空港18:23終着の1824M手稲発→折返し18:38発3825M「空港ライナー」 札幌行き の711系。
途中車窓から見ると、苗穂構内には本州からもってきたサハネ581やサシ481が数両放置されていました。どれもがすっかり色あせています。結局何のためにこれらはやって来たのだろう?
現在の南千歳~千歳空港間の空港線はまだありませんでした。この千歳空港駅でも充分千歳空港まで歩いてゆける距離(路上を歩くのではなく、ぺディストリアンデッキのような専用通路)で、当時2~3回ここで飛行機に乗換えましたが不便は感じず、伊丹や羽田よりもずっと近くて便利・・・と思いました。千歳空港の地下まで空港線が新設される、と聞いたとき、そんな大投資して見合うの?とも思いました。旧千歳空港駅なら南・東方面への乗換えにも便利なのにと。
千歳空港18:52発 828M→19:15苫小牧19:27 324M→20:08登別 と711系6連を2本乗り継ぎ、温泉街入り口駅の風情を楽しみ、そして・・・
登別から東室蘭へ1区間特急を利用。
登別20:18発 5016D北斗16号 1号車キハ183-503
500番台はアコモがカジュアルな感じになりました。
5016D北斗16号 2号車はキハ184-7。0番台の方は座席が厚みがありふかふかで、落ち着いている感じ。ぐっすり眠れそう(笑)
札幌発(19:04)時点ではそこそこ乗っていたのでしょうが、この時間、ここまで来るともうがらがらです。函館(22:59着)まで乗り通す乗客はどれくらいいたのでしょうか。
東室蘭を発車する 5016D北斗16号 (後追い)
キハ183-503(1号車) キハ184-7 キハ184-2(増2号車) キハ182-27 キハ182-25 キロ182-8 キハ182-12 キハ183-16(7号車)→函館方
函館方の4~7号車が指定席でした。
この編成も 41Dと同様に、先頭車は0番台と500番台がまざった編成となっていました。今の塗装よりもずっと好きでした。
当時のキハ183系0番台。旧国鉄色からキハ183系500番台にあわせた色に変更になりました。こちらもこの色の方が温かみがあって現在の色よりも好きでした。
1988.6.28 27Dオホーツク7号 札幌17:30発→22:56網走
キハ183-9 キハ182-1 キハ182-18 キロ184-901 キハ182-21 キハ183-5(6号車)→遠軽方
「北斗」にはハイデッカーグリーンやグレードアップグリーン車が臨時以外はほぼ組み込まれていたし、「おおぞら」にもまだ1往復のみですがハイデッカーグリーン車が組み込まれましたが、「オホーツク」はノーマル車のみでした。
続いて、客車版------------------------
「北斗星」もグレードアップした車両は個室車・食堂車・ロビーカー、そしてカニ24も500番台を名乗っています。
1988.6.28 6レ北斗星6号 札幌19:19→11:12上野
B個室を札幌からとってありましたが、道内の列車をいろいろ乗り回し、東室蘭から乗車しました。シャワーを浴び、グランシャリオで海峡御膳をいただき、ゆかたに着替えていましたが、函館でのカマ替え(DD51 1006+同 1143から ED79 1へ)を見るために急いで着替えなおし、カメラを持ってホームへ。
4号車はロイヤル・ソロ のオロハネ25 501。奥のほうが函館山方向(10号車方)です。
3号車はオロネ25 505(ツインDX)。奥が五稜郭方向(1号車方)です。
EF81 95 の牽引で上野13番線に11:12到着。A・B寝台合造車のロイヤル・ソロ オロハネ25 501(4号車)。
当時は1レ・2レのみが青森駅ホームに入り、それ以外の2往復は青森信号所経由で方向転換をせずに東北本線~津軽線を行き来していました。したがって、函館駅在線で東側になっていたオロハネ25の客室側の側面は上野駅13番線でホーム側になり、撮影に好都合でした。
B個 ソロ側から後部10号車方を見ます。
右が4号車オロハネ25 501、ロイヤルの大きな窓の側です。
その全室ロビー車のオハ25 502車内
窓外の風景がかすかに見え初めているので、盛岡(4:31着)の手前、一戸~御堂あたりかと思われます。
6レ 6号車はスシ24 506グランシャリオ(東日本車)、前位方を見ます。
1レ・2レの北海道車とインテリアを競っていました。北海道車(スシ24 501・502)はワイン色のランプシェードが印象的なあたたかい感じでした。東日本車は、朝に似合いそうなさわやかな印象。
スシ24 506グランシャリオ(東日本車)、後位方です。
そういえば、今の時刻表の掲載からは「グランシャリオ」の名前が消えてしまいました。当時は夕食の予約時間がこと細かに時刻表にて案内されていて、1~4号は各2回(1回あたり1回目1時間20分、2回目1時間30分)、5・6号は19:30からの1時間30分。それぞれは23時まではパブタイムでした。6レのときは、函館山線で知り合った撮影者のかたと遅くまで呑み、ロビーカーに移って呑み直しした覚えがあります。
何年後になるかわかりませんが、いつかは「カシオペア」、そして「ななつ星 in 九州」の旅をしてみたいものです。